求人サイト構築に実績のある6社を人材紹介会社社長が厳選!

求人サイト構築に実績のある6社を人材紹介会社社長が厳選!
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求人サイトを構築したいが、どの会社に依頼すればよいのか分からない。

人材紹介会社や派遣会社を立ち上げたばかりの方、既存の求人サイトをリニューアルしたい方、独自の求人メディアを立ち上げたい方から、私はこの相談を何度も受けてきました。

求人サイトは一般的な企業ホームページとは違います。求人を登録して検索できるだけでは十分ではなく、求職者を集め、求人を探してもらい、応募・登録につなげ、その後の人材ビジネスにつなげる仕組みまで考えて構築する必要があります。

私は独立後、EC事業、人材紹介、派遣、求人メディア事業を約20年経験してきました。WEBを得意としていたことから、自社の求人サイトも制作・運営し、その経験をもとに人材ビジネス会社向けの求人サイト制作事業も立ち上げました。Indeed広告代理店として求職者集客にも携わり、最終的には人材紹介・派遣部門を別会社化してM&Aで売却しています。

この経験から強く感じるのは、「求人サイトを作れる会社」と「人材ビジネスで使える求人サイトを作れる会社」は必ずしも同じではないということです。

この記事の結論

求人サイト構築会社を選ぶ場合、単純に初期費用だけで比較するのではなく、次の5点を見ることが重要です。

  • 自社の人材ビジネスに必要な機能があるか
  • 求人件数が増えたときにも運用できるか
  • 検索エンジンや求人検索サービスから集客しやすい構造か
  • 公開後の仕様変更・保守・改善に対応できるか
  • 求人サイトを「作る」だけでなく「運用する」知識があるか

今回は、2026年9月時点の情報をもとに、求人サイト構築で実績のある6サービスを比較します。

求人サイト構築に実績のある6社を比較

最初に、それぞれの特徴を大まかに比較します。

サービス 初期費用の目安 月額費用の目安 特徴 向いている企業
jobMAKER 50万円~ 5万円~ 長年の実績があり機能が豊富 求人メディア、人材会社
求人サイトビルダーPRO 5万円~ 2万円~ 人材紹介・派遣会社向け。低価格から開始可能 人材紹介、派遣、地域・職種特化
SKETCH job 0円~
※サーバー構築費別
16万円~ モジュールを組み合わせて構築 独自仕様・カスタマイズを重視する企業
求人サイト構築メイド 45万円~ 2万円~+関連費用 求人サイト特化。カスタマイズにも対応 求人メディア、人材ビジネス
ジョビルド 30万円~ 5万円~ 求人サイト運営経験を生かした構築サービス 独自性のある求人サイト
JOB-CUBE 60万円(税別)~ 買い切り型あり PHP・MySQLのパッケージ型 自社でシステムを管理したい企業

※料金・サービス内容は2026年9月時点の情報をもとにしています。カスタマイズ、求人数、サーバー、SSL、保守などにより実際の費用は変わります。正式な料金は各社へ確認してください。

求人サイト構築会社を選ぶ前に知っておきたいこと

「求人サイトを作れば応募が増える」と考えている方もいますが、私はこの考え方には注意が必要だと思っています。

ホームページは公開すること自体に意味があるケースもあります。しかし求人サイトは、公開しただけではほとんど価値を生みません。

求人情報を掲載し、求職者を流入させ、求人を検索してもらい、応募・登録につなげる必要があります。

さらに人材紹介会社であれば、その登録者をキャリアアドバイザーにつなげ、求人紹介、面談、企業への推薦、入社へと進めなければ売上にはなりません。

求人サイト構築で最も危険なのは「システムを作ること」が目的になることです。

高額な求人サイトを構築しても、求職者を集める仕組みがなければ応募は増えません。逆に、必要な機能を絞り、集客と運用をきちんと設計したサイトの方が成果につながるケースもあります。

求人サイトと採用サイトは目的が違う

「求人サイト」と「採用サイト」は同じものとして扱われることがありますが、本来は目的が違います。

採用サイトは、基本的に一つの企業が自社で働く人を採用するためのWEBサイトです。

一方、この記事で扱っている求人サイトは、多数の求人情報をデータベースで管理し、職種、勤務地、雇用形態、給与、資格、特徴などから検索できるサイトです。

人材紹介会社、派遣会社、求人広告会社、求人メディア運営会社などでは、この求人データベース型の仕組みが必要になります。

そのため一般的な採用サイト制作会社ではなく、求人データベース、検索、応募、登録者管理、求人企業管理などに詳しい制作会社を選ぶ必要があります。

求人サイト構築で確認したい7つのポイント

1.求人件数が増えても問題なく動くか

求人サイトでは、最初は100件しかなかった求人が、数年後には5,000件、1万件になることがあります。

求人件数が増えるとデータベースへの負荷も増えます。求人サイト構築時には「何件登録できるか」だけでなく、何件程度まで快適に検索・表示できる設計なのかを確認した方がよいでしょう。

2.検索ページのURL構造

求人サイトでは、勤務地×職種、勤務地×特徴など多数の検索ページが生成されます。

SEOを考える場合、この検索結果ページをどのようなURLで生成するのか、検索エンジンにどのページをインデックスさせるのかが重要です。

単に検索機能があるだけではなく、SEOやサイト構造まで理解している制作会社か確認してください。

3.Indeed・求人ボックス・スタンバイなどへの対応

求人サイトを構築する場合、外部の求人検索サービスから流入を獲得したい企業も多いでしょう。

ただし、こうしたサービスの掲載方式や仕様は変わります。

数年前には使えた連携方法が使えなくなることも珍しくありません。求人サイト制作時点だけ対応しているのではなく、仕様変更後にも対応できる保守体制が重要です。

4.人材紹介・派遣・求人広告で必要機能が違う

求人サイトと言っても運営形態によって必要な機能は違います。

人材紹介会社なら登録者管理、応募者ステータス、面接日、担当者管理などが重要になります。

派遣会社では登録導線や案件検索、応募後の管理などが重要です。

求人広告サイトであれば、求人企業側のアカウント、求人登録、掲載期間、課金、代理店管理などが必要になることがあります。

「機能が多いサービス」を選ぶのではなく、自社の事業モデルに必要な機能があるサービスを選ぶべきです。

5.スマートフォンで使いやすいか

求人サイトはスマートフォンから見られるケースが非常に多いため、PC画面のデザインだけを見て判断するのはおすすめしません。

私はむしろ、スマートフォンでの検索のしやすさ、求人詳細の読みやすさ、応募フォームの入力しやすさを重視しています。

200万円をかけて見た目のきれいなPCサイトを作るよりも、スマートフォンから迷わず応募できる求人サイトの方が実務上は重要です。

6.月額保守費用の内容

月額費用が安い、あるいは月額費用がないことをメリットとして考える方もいます。

しかし求人サイトは公開後も仕様変更、ブラウザの変更、セキュリティ対応、サーバー、求人サービス側の変更などに対応する必要があります。

月額がかからない、買い取りもありますが、今は、IT・WEB人材の人件費も高くなり、周りの環境も変わる中で自分達で保守をするのは100%高くつきます。まず、急な退職で人材がいなくなってから募集してもまずすぐに採用できない会社がおおくいます。

「月額が安いから得」ではなく、何を保守してくれる料金なのかを見るべきです。

7.運用について相談できるか

私が特に重要だと思うのがここです。

求人サイトはWEBシステムですが、目的はWEBサイトを完成させることではありません。

求職者を集めることが目的です。

求人サイト制作会社に、人材紹介、派遣、求人広告、Indeedなどの集客について相談したとき、実務を理解した回答が返ってくるかは重要な判断材料になります。

1.jobMAKER(ジョブメーカー)

jobMAKER(ジョブメーカー)の求人サイト構築サービス
jobMAKER(ジョブメーカー)

jobMAKERは株式会社ウィルビーが提供している求人サイト構築サービスです。

求人サイト構築サービスとして歴史が長く、人材紹介、派遣、求人広告型など幅広い用途に対応できるオールラウンド型のサービスです。

運営会社:株式会社ウィルビー
サービス:jobMAKER
公式サイト:https://jobmaker.jp/

jobMAKERの料金

2026年9月時点では、主に次の料金体系になっています。

プラン 初期費用 月額費用 特徴
ベーシック 50万円 5万円~ テンプレート型
ベーシックプラス 60万円 5万円~ 設定代行付き
スタンダード 120万円 5万円~ オリジナルデザイン

月額料金は登録求人原稿数による従量課金もあるため、求人件数が多い会社は総額で比較した方がよいでしょう。

jobMAKERの良いところ

  • 求人サイト構築の実績が長い
  • 求人企業側のアカウントなど求人メディア向け機能がある
  • 多数の求人を扱う用途にも対応しやすい
  • 継続的にシステムを更新している
  • テンプレートからオリジナルデザインまで選択できる

jobMAKERで注意したいところ

以前はIndeedエントリー連携についての案内がありましたが、現在の公開オプション価格表では確認できなくなっています。

このように求人検索サービスとの連携方法は変化しますので、Indeedを重視する場合は、契約前に現在の対応方法を確認した方がよいでしょう。

また、求人件数による従量課金があります。求人件数が多い人材会社では、初期費用だけでなく3年間程度の総費用まで計算して比較することをおすすめします。

向いている会社

求人広告型サイトや求人掲載企業のアカウントが必要な会社、多数の求人を扱う企業、実績の長いパッケージを利用したい会社。

2.求人サイトビルダーPRO

求人サイトビルダーPROの求人サイト構築サービス
求人サイトビルダーPRO

求人サイトビルダーPROは株式会社カスタマが提供している求人サイト構築サービスです。

私自身が人材紹介、派遣、求人メディアを運営してきた経験から作ってきたサービスで、一般的なWEB制作会社が作る求人サイトとは少し考え方が違います。

「求人サイトを作る」よりも「人材ビジネスで実際に運用できること」を重視しています。

運営会社:株式会社カスタマ
サービス:求人サイトビルダーPRO
公式サイト:https://saiyo-b.com/

求人サイトビルダーPROの料金

プラン 初期費用
ウルトラライト 5万円(税別)
ライト 15万円(税別)
スタンダード 30万円(税別)
プレミアム 70万円(税別)~

月額費用は2万円(税別)からです。

求人サイトビルダーPROの特徴

  • 人材紹介会社・派遣会社向けの運用を想定
  • デザインも充実し種類が多いので様々なタイプに対応できます
  • AIによる求人作成が可能で、AI導入などのカスタマイズも相談できます
  • 地域・職種・特徴などの検索ページを作成
  • Indeed、求人ボックス、スタンバイなどへの対応を想定
  • Googleしごと検索に対応
  • ポーターズ、kintoneなどとのAPI連携に対応
  • CSVによる求人データの入出力が可能
  • 求人サイト内で記事・オウンドメディアを運用可能
  • 技術力が高い会社

価格を抑えている理由は、ゼロからフルスクラッチで毎回開発するのではなく、求人サイト運営で必要になる機能を標準化しているためです。

一方で、数百万円から数千万円をかけて完全オリジナルの巨大求人メディアをゼロから開発したい企業には、最初からフルスクラッチ専門の開発会社を選んだ方が向いているケースがあります。

向いている会社

人材紹介会社、派遣会社、地域特化・職種特化求人サイトを低コストから始めたい企業。特に「システムだけでなく求職者集客についても相談したい」という会社に向いています。

3.SKETCH job(求人サイト構築CMS)

SKETCH jobの求人サイト構築CMS
SKETCH job(求人サイト構築CMS)

リーフワークスの求人サイト構築サービスは、「サーチプラス for 求人」から「求人サイト構築CMS」へ変わり、現在はSKETCH jobとして提供されています。

サイト基盤にはPaaS型のパレットCMSが使われ、必要なモジュールを組み合わせて求人サイトを構築していく考え方が特徴です。

運営会社:株式会社リーフワークス
サービス:SKETCH job
公式サイト:https://job.searchplus.jp/

SKETCH jobの料金

2026年9月時点のテンプレートサービスは、次の料金体系になっています。

  • 購入費:0円
  • サーバー構築費:6万円(税別)
  • 月額:16万円(税別)

カスタマイズサービスは、購入費と月額料金が問い合わせとなり、サーバー構築費は6万円(税別)です。

以前と比較すると初期費用を抑えた料金体系になっていますが、月額16万円という価格は求人サイト構築CMSとしてはかなり高い部類です。

SKETCH jobの良いところ

  • 必要な機能をモジュールとして組み合わせられる
  • カスタマイズ性が高い
  • 掲載企業側アカウントなども構築できる
  • デザインを変更できる
  • 後から機能を追加しやすい考え方

リーフワークスは求人サイトだけを作っている会社ではなく、広告管理、アフィリエイト管理、メール送信などWEBシステムを長く開発してきた会社です。

そのため、既製品をそのまま使うというより、WEBシステムを理解した上で自社に合った構成を相談したい企業に向いています。

向いている会社

月額費用よりカスタマイズ性を重視し、自社独自の求人サイトを作りたい企業。予算に余裕があり、システム会社と相談しながら構築したい企業。

4.求人サイト構築メイド

求人サイト構築メイドの求人サイト構築サービス
求人サイト構築メイド

求人サイト構築メイドは株式会社パルムゲートが提供する求人サイト構築サービスです。

以前は幅広いホームページ制作サービスの一つという印象がありましたが、現在は求人サイトや人材系サービスへかなり明確に特化しています。

公式サイトでも求人サイト構築実績を前面に打ち出しており、求人サイト専門サービスとしてのポジショニングが以前より強くなっています。

運営会社:株式会社パルムゲート
サービス:求人サイト構築メイド
公式サイト:https://recruitmade.jp/

求人サイト構築メイドの料金

基本的な価格帯は大きく変わっていません。

  • 通常プラン:45万円(税別)~
  • フルパッケージ:90万円(税別)~
  • カスタマイズ:内容により見積もり

デザインや追加機能によって費用が変わるため、自社で必要な検索や管理機能を整理して見積もりを取った方がよいでしょう。

求人サイト構築メイドの良いところ

  • 求人サイトに特化している
  • 45万円から構築できる
  • カスタマイズに対応
  • 求人広告運用についても相談できる

トップページ、求人詳細ページ、検索結果ページカスタマイズで1ページ10万ぐらいのオプションがかかります。

古い情報をそのまま参考にするのではなく、現在の契約形態、保守範囲、サーバー条件について見積もり時に確認することをおすすめします。

向いている会社

求人サイト構築の実績を重視したい会社。テンプレートで費用を抑えながら、必要に応じてカスタマイズしたい企業。

5.ジョビルド

ジョビルドの求人サイト構築サービス
ジョビルド

ジョビルドは株式会社アグリードが提供している求人サイト構築サービスです。

株式会社アグリードは求人サイトだけでなく、ITコンサルティング、ネットワーク、サーバー、セキュリティなど企業のIT環境全体を扱っている会社です。

求人サイトだけではなく、その周辺のシステムやインフラについて相談できる点が特徴です。

運営会社:株式会社アグリード
サービス:ジョビルド
公式サイト:https://www.jobbuild.biz/

ジョビルドの料金

プラン 初期費用 月額費用
ライト 30万円 5万円~
スタンダード 100万円 10万円~
カスタマイズ 150万円~ 10万円~

このほかクラウドサーバー、SSL、ドメインなどの費用が必要になります。

ジョビルドの良いところ

  • オリジナルデザインに対応
  • 大規模カスタマイズにも対応
  • 求人企業側の管理機能がある
  • 求職者検索・スカウト機能がある
  • 求人サイト自体を運営した経験がある
  • FTP開放にも対応

ジョビルドはSaaSのように管理画面からすべて自分で作るサービスではなく、要望をヒアリングした上で構築していくタイプです。

その分、低価格のテンプレート型サービスより費用はかかりますが、業種独自の検索条件や機能を作りたい企業にはメリットがあります。

向いている会社

予算を確保して独自性のある求人サイトを構築したい企業。求人企業アカウント、スカウト、独自検索などを含めて作り込みたい企業。

6.JOB-CUBE

JOB-CUBEの求人サイト構築パッケージ
JOB-CUBE

JOB-CUBEは株式会社ウェブスクウェアが提供している求人サイト構築パッケージです。

PHP・MySQLで作られたパッケージを購入し、自社でサーバーを用意して運用できる点が大きな特徴です。

運営会社:株式会社ウェブスクウェア
サービス:JOB-CUBE
公式サイト:https://www.job-cube.net/

JOB-CUBEの料金

システム本体1ライセンスに加えて、必要な機能やデザインをオプションとして追加する考え方です。

スマートフォン用テンプレート、システムメール、郵便番号住所検索、地域管理、設置代行、デザインなどの追加機能が用意されています。

JOB-CUBEの良いところ

  • ライセンス買い切り型を選択できる
  • PHP・MySQLを使ったパッケージ
  • 掲載課金、応募課金、採用課金に対応
  • 求人企業側機能を持っている
  • 自社側でシステムを改修しやすい

2026年時点では古さも感じる

一方、現在の求人サイトとして見ると、私は少し古さを感じます。

求人詳細ページのURLが動的URLになっているなど、現在のSEOや求人サイト設計という視点では気になる部分があります。

システムを自社で保有して改修できる点はメリットですが、SEO、スマートフォンUI、外部求人サービスとの連携、今後の保守まで含め、導入前に現在の仕様を細かく確認した方がよいでしょう。

過去に楽天みたいな通販のモールシステムを行うためにウェブスクェアの既存パッケージを買い取り、行った経験がありますが完成度が低かったような印象が残っています。

向いている会社

クラウド型ではなくシステムを自社で保有したい企業。社内または外部にPHP・MySQLを扱える技術者がおり、自分たちで改修して長く利用したい企業。

求人サイト構築の費用は「初期費用」だけで比較しない

求人サイト構築を比較するとき、最も分かりやすい数字は初期費用です。

しかし実際には、初期費用だけで判断すると失敗することがあります。

たとえば、初期30万円・月額10万円のサービスを3年間利用すれば、単純計算でも月額だけで360万円になります。

逆に初期100万円でも月額費用が安ければ、長期的にはこちらの方が安い場合があります。

そのため、最低でも以下を合計して比較することをおすすめします。

  • 初期構築費
  • デザイン費
  • 月額システム利用料
  • 求人件数による従量課金
  • サーバー費用
  • SSL・ドメイン費
  • 保守・メンテナンス費
  • 機能追加費
  • データ移行費

「最初にいくらかかるか」ではなく「3年間でいくらかかるか」で比べると、サービスごとの差が分かりやすくなります。

人材紹介会社が求人サイトを構築するときに必要な機能

人材紹介会社の場合、求人広告サイトとは考え方が違います。

求人に応募してもらうことが最終目的ではなく、求職者情報を獲得し、その人に複数求人を紹介できる状態を作ることが重要です。

そのため私は、次の機能を重視します。

  • 応募者・登録者管理
  • 担当キャリアアドバイザー管理
  • ステータス管理
  • 面談日管理
  • 求人と登録者を結びつける仕組み
  • スカウト機能
  • CSV入出力
  • 外部CRMや人材紹介システムとの連携

逆に求人企業が自分で求人情報を登録する機能は、人材紹介会社によってはほとんど使わないケースもあります。

「機能数が多いから優秀」と考えるのではなく、自社の業務フローに合っているかで判断してください。

派遣会社が求人サイトを構築するときの考え方

派遣会社の場合は、求人ごとの応募を取るだけでなく、まず登録してもらい、別の仕事も案内できる仕組みが重要です。

特に製造、介護、物流などでは、応募した求人がすでに充足していたり、条件が合わなかったりすることがあります。

そのため求人応募だけで終わらせず、求職者情報を自社に残し、別求人を紹介できる導線を考える必要があります。

このあたりは一般的なホームページ制作会社より、人材派遣の業務を理解している会社へ相談した方が話が早いと思います。

求人メディアを立ち上げる場合はさらに注意が必要

求人メディア運営では、求人掲載企業、求職者、運営会社の3者が関係します。

そのため人材紹介会社の求人サイトよりもシステムが複雑になることがあります。

求人企業アカウント、求人登録、掲載審査、掲載期間、請求、代理店管理、応募者確認、スカウトなどが必要になる可能性があります。

さらに重要なのが、「企業が本当に自分で求人を入力してくれるのか」です。

システム上は求人企業が自由に求人を登録できても、知名度のない求人メディアに企業がわざわざログインして原稿を入力してくれるとは限りません。

ここはシステム会社の説明だけで判断せず、求人メディアの営業モデルまで考えて設計する必要があります。

求人サイト構築ではSEOだけでなくAI検索も意識する時代へ

2026年のWEB集客では、Google検索だけを考えてサイトを作る時代ではなくなってきました。

ChatGPTなどの生成AIで「人材紹介会社向けの求人サイト構築サービスは?」「求人サイトを作るには何が必要?」と質問する利用者も増えています。

そのため求人サイトやオウンドメディアでは、検索エンジンだけでなくAIにも内容を正しく理解してもらいやすい情報設計が重要になります。

私は特に次のような構造を重視しています。

  • 会社名・サービス名・料金・特徴を明確に書く
  • 質問に対する答えを曖昧にしない
  • 見出しと本文の内容を一致させる
  • 古い情報を放置しない
  • 実際の経験から分かるメリット・注意点を書く
  • 比較表など構造化された情報を用意する

AI時代になっても、最終的に重要なのは「誰が書いたか」と「その情報に実体験があるか」だと私は考えています。

求人サイト構築についてよくある質問

求人サイト構築にはいくらかかりますか?

安価なクラウド・テンプレート型なら数万円から、オリジナルデザインやカスタマイズを行えば100万円以上になることがあります。大規模な求人メディアをフルスクラッチで開発する場合は、さらに高額になります。初期費用だけでなく月額、サーバー、保守、カスタマイズを含めて比較してください。

求人サイトはWordPressでも作れますか?

小規模な求人掲載サイトであればWordPressでも制作できます。ただし、数千件・数万件の求人検索、応募者管理、求人企業アカウント、複雑な検索条件などが必要になると、一般的なWordPressサイトとは別の設計が必要です。

求人サイトを作ればIndeedに掲載できますか?

求人サイトを作っただけで必ずIndeedへ掲載できるわけではありません。Indeed側の掲載基準や連携方式に対応する必要があります。連携方法も変化するため、最新仕様に対応できる制作会社へ確認することが重要です。

求人サイトと採用サイトの違いは何ですか?

採用サイトは基本的に一社の採用活動を目的とします。求人サイトは多数の求人をデータベースに登録し、職種や勤務地などで検索できる仕組みを持つサイトです。人材紹介、派遣、求人メディアでは求人サイト型が必要になるケースが多くなります。

人材紹介会社に向いている求人サイト構築サービスは?

求人検索だけでなく、応募者・登録者管理、ステータス管理、CSV、外部人材管理サービスとの連携などを確認してください。また、人材紹介事業の運用について相談できる会社かどうかも重要です。

安い求人サイト構築サービスでも大丈夫ですか?

安いこと自体が問題ではありません。必要な機能があり、保守・セキュリティ・サーバー・集客への対応ができていれば十分なケースもあります。逆に高額でも、自社の人材ビジネスに合わなければ意味がありません。

まとめ|求人サイト構築は「誰が作るか」だけでなく「誰と運用するか」で選ぶ

今回は求人サイト構築に実績のある6サービスを紹介しました。

それぞれ価格も違えば、得意とする分野も違います。

求人広告型の大きなメディアを作りたい会社と、地域特化の人材紹介会社では、必要なシステムはまったく同じではありません。

そのため、私は「一番高機能な求人サイトはどれか」ではなく「自社の人材ビジネスに一番合う求人サイトはどれか」で選ぶことをおすすめします。

そしてもう一つ。

求人サイトは完成した日がゴールではありません。

求人を増やし、求職者を集め、応募率を確認し、検索条件や求人原稿を改善しながら育てていくWEBサービスです。

だからこそ制作費や見た目だけでなく、公開後に運用を相談できる会社かどうかまで確認してから依頼することが重要です。

私は約20年間、人材紹介、派遣、求人メディア、WEB集客、Indeed広告、求人サイト制作を実際に行ってきました。その経験から言えば、求人サイト構築で一番もったいないのは、何百万円もかけて「立派なシステム」を作ったのに、求職者を集められず使われなくなることです。

システムではなく、人材ビジネスを成功させるための道具として求人サイトを選ぶ。

これが求人サイト構築で最も大切なことだと思います。


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監修者

石井英明

株式会社カスタマ 代表取締役社長

2004年創業。いち早く自社制作の求人サイト運用を始め、医療・介護特化の人材紹介事業を成長させてM&A(事業売却)を成功させる。20年以上の採用実務とWebマーケティングの経験を活かし、現在は求人サイト(自社オウンドメディア)で、企業が直接、求職者を獲得できるよう伴走支援している。現在は、人材紹介・派遣会社など“採用のプロ”の求人サイト制作や運用を支援する「プロを支えるプロ」として活躍。

人材紹介ビジネスコンサルティング
求人サイト制作で失敗しないために知っておきたいこと