人材採用、成功する為の基礎知識

人材採用にはWEBでの対策が必須になっています。

WEB、特にスマホの利用者が多くなるまでは折込チラシ・フリーペーパー・求職専門誌掲載などが転職の主流でしたが、現在は多くがWEBを利用した転職になっています。

ですのでWEB、特にスマホでの集客方法を知らなければ採用成功を行っていくことはできません。

では自社のサイトをどうようにすれば多くの登録者が訪問してくれるのか?1番大事なポイントです。

実際にどのような手順で考えサイトを構築しWEBマーケテイング行っていくのか解説していきます。

成功するとは

これからの人材採用で成功するとは求職者の登録単価を安く抑えられるかがカギになります。

大半の人材派遣会社・人材紹介会社のプロでも気づいていると思いますが、今までのやり方は通用せず未来に不安をもっている会社がほとんではないでしょうか。

日本では今後、人手不足で募集しても応募がこない状態が続いていきます。
現在でも採用ポータルに掲載しても応募がない → 掲載期間が延ばす → 応募が来ない(繰り返し)儲かるのは広告会社や求人メディアです。今後もこの傾向は強くなります。

求職者の採用単価(CPA)を抑えるには

良い広告、キーワードの選択、分析etcが必要になりますが大手以外は外注に任せっぱなしのいいなりになっています。

これは良い外注先を選ぶ事が大切になりますが良い広告、キーワード、分析がうまくいっても集客した先のWEBサイトが悪いと最終的には登録単価・応募単価・採用単価などのCPAが高くなります。

いくら訪問者を増やしてもサイト自体が古かったり、使いにくったりるとイメージが悪くなり、大切な個人情報である名前や連絡先を入力しようはおもいません。銀座に出店してもボロボロの店では高級なものは売れない事と同じです。

成功するWEB採用ページとは

では、綺麗なWEB採用ページであればOKでしょうか?もちろん綺麗だけでは登録者は増えません。

綺麗よりも大切なことはA/Bテストです。AパターンとBパターンでどちらが登録が多いか、そして登録が多かったパターンと新しいパターンでA/Bテストを行います。その繰り返しベストになります。

A/Bテストの繰り返しでベター・ベターを繰り返しベストになり、そのテストはキャッチコピーや画像の内容だけではなく、画像の大きさ、字の大きさ、行間などもろもろです。しかしこれは1ページだけのことです。

WEBの採用サイトは1ページで終わってしまうと良い結果にはなりません。回遊(他の求人閲覧)してくれることでチャンスがやってきます。いかに回遊させその会社自体に興味を抱かせるかがカギです。

では回遊させることだけを考えれば、リンクだなとの考え方になりますがこれは間違いです。まずはWEB用の採用サイト(ホームページ)の基礎を知らなければ良い採用サイトはつくれません。

WEB用の採用サイト(ホームページ)の基礎知識

これは制作会社でも理解されてない方々も多いのですが、採用サイトの構造はTOPページからピラミッド構造で作りますが、決してユーザー(求職者)はTOPから来ません。

TOPの役割は一番大きなカテゴリーページであり入り口ページは、詳細ページ・小カテゴリーページです。いわゆるロングテールというものです。

良い例が本を探して検索するとアマゾンのTOPページが検索に表示されるのではなく、探している本の詳細ページです。ユーザーは何かを探してGoogleだったりYahooなどのポータルサイトで探してたどりつくのは詳細ページで、詳細ページ → 小カテゴリー → 詳細ページの繰り返しを行っています。

そしてURLですが、日本のネットで1番物を売っているアマゾンを見ればわかりますが動的(post.php?post=1のような形式)になっていません。
URLはWEBサイトの住所です。しっかりと存在している場所を静的(/tokyo/shinjyukuku/1)に表示しましょう。

大手採用のWEBサイト(ホームページ)で150万円も掛けてつくった自慢の採用サイトでも”残念な構造”になっているものがほとんどです。これは制作会社が実際にWEBの採用サイトを運営をしてないことに原因があります。

残念な構成の採用サイト(ホームページ)

採用サイトは表面だけ見るとTOP(1ページ)と検索結果を表示するファイル(1ファイル)、求人情報詳細を表示するファイル(1ファイル)とサービス、会社概要、登録ページなどもろもろのページがあり、これが一般的なWEBでの採用サイトの構成ですが、これが私が思う”残念な構成”です。

こんなお話をすると「うちは多くの求人情報詳細ページも全国の都道府県・市区町村ページもあるから大丈夫です」といわれますが、1ファイルで日本全国の都道府県や市区町村を表示していて、地域の切り替えも(?pid=1)などパラメータをで切り替えをしてます。これに気づかないと問題です。

弊社求人制作のプロが運営しているナースJJを確認するとわかりますが横浜市のページも横浜市の病院、横浜市のクリニックのページもすべてパラメータを使わず静的化されています。

わかりやすくナースJJで説明するとTOPから各ページ辿っていくリンク(TOP→県→市町村→詳細及びこのページについているリンク)は全て静的化されています。

また各ページ都道府県・市区町村の病院、クリニック、正看護師、准看護師、常勤、非常勤などのカテゴリも別々のURLを持ち、ページのタイトル・descriptin・H1・H2なども個別に持たせなければなりません。

すごく複雑なことをきちんとしなければ良い構成とはいえません。

また、採用の求人情報をWordPressで作ることも残念な事と私は考えます。

WordPressは人材採用サイト(ホームページ)を制作に便利?

WordPressはタイトル・ディスクリプション(説明)を1ページごと設定してページを作ることができるので一見便利でGoogleも推奨していますがおすすめしません。

理由は人材採用のWEBサイトを育てるために長い時間がかかります。

WordPressはMySQLのバージョン・PHPのバージョン・WordPressのバージョン・プラグインのバージョンこの4つがうまく働きながらWEBサイトが作らているので、この4つバージョンの内1つでもバージョンが変わるとサイトが動かなくなる可能性があります。サイト制作を担当した制作会社も半年ぐらいしか保証しません。

また、簡単なデザインの変更がこの4つの絡み合いにより簡単にできない事がよくあります。WEBのデザインは流行や新技術によって長くても1~2年毎には変更しないとすぐに時代遅れのサイトになってしまいますが、変更することが1からつくる事と同じような手間・料金がかかることが起きます。

私は採用サイトは小さく作って大きく育てることをおすすめします。しかし、WordPressは大きく育てることがとても困難です。小さく採用ホームページを独立させ、indeedの広告で集客(求職者を集める)をすることが1番の成功の近道です

WordPressはブログやコラムなどでとどめておく事をおすすめします。WordPressの説明は別のコラムで説明いたします。

ナレッジルーム採用WEBマーケコンサルタント 石井

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