【2026年最新版】Indeedと求人媒体との違いってなに?~今更聞けない

【2026年最新版】Indeedと求人媒体との違いってなに?
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はじめに

こんにちは。ナレッジルーム採用コンサルティングチームです。

「Indeedって結局、従来の求人媒体(リクナビやマイナビ)と何が違うの?」
「無料で掲載できるなら、わざわざ高いお金を払って媒体に出さなくてもいいの?」
「Indeed PLUSって聞くけど、うちの会社に必要なの?」

このような疑問は、2026年現在、多くの企業の人事・採用担当者の間で再燃しています。なぜなら、Indeedは過去数年間で「ただのアグリケーション求人サイト(求人検索エンジン)」から、「採用活動の司令塔」とも言える求人配信プラットフォームへと進化したからです。

2024年頃に書かれた記事では、「Indeedはクローリングで求人を集める検索エンジン」と説明されているものがほとんどですが、その情報はすでに時代遅れです。本記事では、2026年の最新状況に完全対応した内容で、Indeedと従来の求人媒体の違いを徹底解剖します。

この記事を読めば、Indeed PLUSの登場で変わった採用戦略の常識が理解でき、自社に最適な採用チャネルの選び方がクリアになるはずです。

※本記事は2026年6月時点の最新情報に基づいて執筆しています。

第1章:2026年の前提 – Indeedは「検索エンジン」ではなくなった

まず、最も重要なアップデートポイントからお伝えします。

1-1. クローリング終了というパラダイムシフト

数年前までは、「Indeedはネット上の求人をクローリング(自動収集)して表示する『検索エンジン』であり、自ら媒体を持たない」という説明が一般的でした。企業は自社の採用サイトを持っていれば、特別な手続きなしでIndeedにインデックス(掲載)してもらえました。

しかし、この常識は2025年から2026年にかけて大きく変わりました

2025年6月末をもって、Indeedは従来のクローリング機能を完全に終了しました。これはIndeedにとって創業以来最大の戦略転換であり、多くの採用担当者が混乱した出来事です。

現在のIndeedに求人を掲載する方法は、主に以下の3つに集約されます。

掲載方法 内容 費用 特徴
直接投稿(スタンダード) Indeedの管理画面で直接求人を作成・掲載 無料枠/ 有料はクリック課金 最も一般的な方法。誰でも始められる
Indeed 対応ATS 採用管理システム(ATS)と連携し、連携ネットワークに参加する複数の求人媒体へ一括配信 無料枠/ 有料はクリック課金 Indeed以外にもATS料金が必要(※注意:1)
Indeed エントリー 自社求人サイトと連携させ、Indeedエントリーフォームを使い、求職者情報だけ受け取る 有料はクリック課金 IndeedPLUSへの掲載はできない

※注意1:Indeedでは無料で使えるIndeed対応ATSのAirワークを用意しています。また、有料にしないとIndeedPLUSには表示されない。

1-2. Indeed PLUSの登場がもたらした「司令塔化」

特にこの2つ目のIndeed PLUS(インディードプラス) の登場が、従来の「求人媒体」との境界線を曖昧にし、かつ強力なものにしました。

Indeed PLUSとは、簡単に言うと「Indeedがハブとなり、連携する複数の求人サイトに対して、AIが最適な配信先を判断して自動で求人を届けるサービス」 です。

具体的なイメージは以下の通りです。

  1. 企業がIndeedに掲載すると自動で各連携する求人サイトへ投入する。

  2. IndeedのAIが、その求人の職種、給与、勤務地、雇用形態、求めるスキルなどを解析する。

  3. AIが「この求人は、『タウンワーク』のユーザー層にマッチする」「この求人は『リクナビNEXT』の会員層に響く」と判断する。

  4. 判断に基づき、自動的に各媒体へ最適なフォーマットで配信・出し分けが行われる。

つまり、企業は従来のように「リクナビに30万円、はたらいくに30万円、タウンワークに15万円…」と個別に契約し、それぞれに別々の原稿を入稿する必要がなくなりました。一つのインターフェースで、複数の媒体を同時に運用できるようになったのです。

Indeedはもはや「検索される場所」ではなく、AIが最適な配先を判断して「求人を届けるプラットフォーム」 へと変貌しました。これが2026年における最大のパラダイムシフトであり、この理解なくしてIndeedを語ることはできません。

第2章:改めて比較 – Indeedと従来の求人媒体の3大違い

改めて比較 – Indeedと従来の求人媒体の3大違い

それでは、この新しい前提を踏まえた上で、Indeedと従来の求人媒体(リクナビNEXT、マイナビ転職、タウンワーク、マッハバイトなど)の違いを整理します。

違い1:料金体系 – 「固定費(前払い)」vs「運用型(従量課金)」

最も顕著で、企業のキャッシュフローに直結する違いです。

【従来の求人媒体:掲載課金型(固定費)】
従来の求人媒体の主流は「掲載課金型」 です。「30万円で30日間掲載」「50万円で特集ページに掲載+スカウト100通」といった、期間や枠に対して金額が決まっている前払いプランが中心です。
この方式の特徴は、応募が1件も来なくても、採用が0人でも、費用は全額発生するという点です。いわば「広告枠をレンタルする」イメージであり、リスクは全て企業側が負う形になります。

【Indeed(2026年現在):クリック課金型】
Indeedの料金体系は「クリック型」 です。しかし、一部の国では成果報酬を行っているみたいですがはっきりしません。

具体的には日本ではクリック課金ですがAIなどでは採用報酬型(PPSA)などの回答もでる時があります。

  • クリック課金(PPC:Pay Per Click):求職者が求人広告をクリックした時のみ費用が発生します。表示されただけでは1円もかかりません。1日あたりの予算上限(日額)を設定できるため、「想定外の高額請求」を防げます。

【比較まとめ】

項目 従来の求人媒体 Indeed
課金タイミング 掲載開始時(前払い) クリック時
リスク 高(応募ゼロでも費用発生) 低(興味を持たれた分だけ課金)
予算調整 困難(期間中の予算変更は不可) 容易(週や日、月で予算設定可能)

結論:
採用コストを「固定費」として予算組みするか、「変動費(運用費)」としてPDCAを回しながら最適化するかという考え方の違いです。Indeedは「かけた費用に対してどれだけ応募があったか(CPA:Cost Per Application)」を常に測定しながら運用することが求められます

また、採用ブーストを利用することで急を要する採用に対応したクリック単価を上げ、優先的に対象の求職者へ配信するサービスも2026年6月から開始されました。放置は厳禁です。

違い2:配信範囲 – 「単体媒体」vs「ネットワーク配信」

【従来の求人媒体:単体完結型】
従来の求人媒体は単体完結型です。リクナビNEXTに課金すれば、リクナビNEXTという”箱”の中にだけ求人が掲載されます。タウンワークに出すには別途契約、とらばーゆに出すにはさらに別途契約が必要です。媒体が増えれば増えるほど、契約事務の手間と費用が線形的に増加します。

【Indeed(Indeed PLUS):ハブ&スポーク型(司令塔型)】
Indeed PLUSはハブ&スポーク型です。Indeed PLUSに求人を投入すると、AIが内容を解析し、連携する複数の求人サイトへ自動で配信・出し分けを行います。2026年6月現在、Indeed PLUSが連携する主な媒体は以下の通りです。

連携媒体名 特徴 得意な業種
Indeed 世界最大級の求人検索エンジン。 全業種・全職種
QiitaCareers 日本最大級のエンジニアコミュニティ「Qiita」が運営 IT、Web、通信、ソフトウェア開発
求人アスコム Web展開に加え、地域によってはフリーペーパー等も連動

サービス、飲食、軽作業、製造(地域に根ざした一般職全般)

シニア求人ナビ 50代・60代以上のシニア層・ミドル層に完全特化した求人サイト 清掃、警備、マンション管理、軽作業、ドライバー
求人ジャーネル 東北・関東・甲信越エリアに非常に強い地域密着型 製造、工場、物流、飲食、販売、介護
ジモティー  地域の無料掲示板、個人商店や急募の案件も多く、地元住民が気軽に応募しやすい 飲食、配送、清掃、イベント軽作業
しゅふきた 北海道に特化した、主婦(夫)層向けの求人メディア 医療事務、軽作業、販売、飲食、コールセンター
タウンワーク 知名度No.1の地域密着型アルバイト求人メディア

飲食、フード、販売、サービス、軽作業(学生やフリーターのアルバイト)

ディスターNET 関西エリアを中心に展開 軽作業、製造、介護、医療、地域飲食
はたらいく 「目立たないけど良い会社」をコンセプトに、職歴やスキルよりも人柄や地元重視 中小企業の事務、営業、製造、建築、サービス
ビルメン転職ナビ ビルメンテナンス(設備管理・清掃・警備など)の業界に完全特化 不動産管理、ビル管理、清掃、警備、電気工事
物流・ドライバー求人サーチ 物流・運送業界に特化した求人サイト

運送、物流、倉庫、配達

FromA リゾートバイトや短期・単発求人 飲食、アパレル、イベント、軽作業
リクナビ派遣 日本最大級の派遣求人専門の総合サイト 一般事務、データ入力、受付、IT、軽作業
リクナビNEXT 国内最大級の社員(正社員・契約社員)向け転職サイト。

全業種の中途採用(特にオフィスワーク、営業、IT、メーカーなど)

この連携により、企業は一つのインターフェースで複数の媒体を間接的に運用できるようになりました。連携先は2026年6月現在のものです。

【比較まとめ】

項目 従来の求人媒体 Indeed (PLUS含む)
配信先 契約した1媒体のみ Indeed本体+連携ネットワーク全体
媒体間の連携 なし(別々に契約・入稿が必要) あり(AIが自動で最適配信)
事務工数 媒体数に比例して増加 ほぼ一定(一元管理可能)

結論:
Indeed PLUSの登場により、Indeedは「競合媒体」ではなく、「面倒な媒体運用を代行してくれるパートナー」へと進化しました。これが「検索エンジン」時代から「プラットフォーム」時代への移行の本質です。

違い3:運用の難易度 – 「入稿で終了」vs「改善の継続」

【従来の求人媒体:掲載して終わりが成立する】
従来の求人媒体は、「掲載して終わり」が成立しやすいです。枠を買ってしまえば、あとは媒体の集客力とブランド力に依存する部分が大きいため、特に細かい運用をしなくても一定の応募が見込めることが多いです。
ただし、高額な費用を払っているにも関わらず放置するのは勿体ないため、ABテストやコピー改善を行う企業も増えています。

【Indeed:掲載してスタート。運用が全てを決める】
Indeedは「掲載してスタート」 です。Indeedのクリック単価はAIがクリック単価を難易度×求職者×求人数で決定し運用するを採用しています。

仕組みを簡単に説明します。

  1. 求職者が「営業 東京」などのキーワードで検索する。

  2. Indeedのシステムが、その検索にマッチする求人の中から、表示させますがこのマッチングはブラックボックスです

  3. 広告ランクの高い順に、検索結果の上位に表示される。

Quality Score(品質スコア)も非常に重要です。これはGoogle広告の仕組みと似ており、以下のような要素で決まります。

  • クリック率(CTR)の予測:タイトルや写真が魅力的かどうか

  • 求人票の品質:職務内容が具体的か、給与が適正か、必須スキルが明確か

  • 応募後の企業対応:応募後の採用担当対応で結果がどのように進むか

  • 求人とキーワードの関連性:タイトルと本文の一貫性

つまり、求人票の質が悪いと、高いお金を払っても上位表示されない、あるいは表示されてもクリック単価が高騰する仕組みです。逆に、質の高い求人票であれば、低い入札単価でも高い順位を獲得できます。

【比較まとめ】

項目 従来の求人媒体 Indeed
掲載後の作業 ほとんどなし(見守るだけ) 常に必要(CTR改善、求人詳細変更)
成功の鍵 予算の大きさ、ブランド力 運用スキル、求人票の品質、求人自体の条件
放置した場合 それなりに応募が来ることも 全く来なくなる、またはCPAが暴騰する

結論:
Indeedは「運用スキル」が結果を左右するメディアです。内製化するにせよ、専門のパートナー(Indeed認定パートナー)を利用するにせよ、PDCAを回す覚悟が必要です。「とりあえず載せておこう」という使い方は、ほぼ間違いなく失敗します。

第3章:ケーススタディ – 実際の数字で見る「Indeed」vs「求人媒体」

実際の数字で見る「Indeed」vs「求人媒体」

理論だけではわかりにくいので、具体的なケーススタディを紹介します。これは複数の企業の事例を基にした架空のシミュレーションですが、現実的な数値を反映しています。

ケースA:中小小売企業(アパレル)の正社員販売職採用

前提条件

  • 募集職種:アパレル販売スタッフ(正社員)

  • 募集エリア:東京都内3店舗

  • 募集人数:各店舗1名ずつ(合計3名)

  • 予算:30万円

【従来の求人媒体のみで採用した場合】

  • 利用媒体:リクナビNEXT(30万円/30日間掲載プラン)

  • 応募総数:18件

  • 面接実施:10件

  • 内定承諾:2名(目標3名に対し1名不足)

項目 数値
総費用 300,000円
応募単価(CPA) 16,667円
採用単価(CPH) 150,000円
成果 目標未達(3名に対し2名)

【Indeedのみで採用した場合(運用あり)】

  • 設定:クリック課金制、日額5,000円設定、31日間運用

  • クリック単価(平均):150円

  • クリック数:約1,033クリック(5,000円×31日=155,000円分÷150円)

  • 応募率(クリック→応募):3.5%

  • 応募総数:約36件(1,033×3.5%)

  • 面接実施:15件

  • 内定承諾:4名(目標3名に対し超過)

項目 数値
総費用 155,000円(目標到達時点で停止したため)
応募単価(CPA) 4,305円
採用単価(CPH) 38,750円
成果 目標達成(3名に対し4名)

【考察】
同じ30万円の予算でも、Indeedを適切に運用することで費用対効果が約4倍向上しました。特に「クリックされた時だけ課金」という特性が、興味のないユーザーに無駄なお金をかけないという点で効果を発揮しています。

ケースB:製造業(工場)の現場作業員採用

前提条件

  • 募集職種:製造オペレーター(正社員)

  • 募集エリア:愛知県(豊田市周辺)

  • 募集人数:5名

  • 特徴:地方都市のため、地域密着型の媒体が有効と言われる

【従来の求人媒体のみで採用した場合】

  • 利用媒体:地元紙の求人チラシ+ジョブセンス掲載

  • 総費用:25万円(チラシ15万円+ジョブセンス10万円)

  • 応募総数:12件

  • 採用数:3名(目標5名に対し2名不足)

【Indeed PLUSで採用した場合】

  • 設定:Indeed PLUSでタウンワーク・リクナビNEXTへ自動配信

  • 総費用:22万円(クリック課金ベース)

  • 応募総数:45件(うち地方特有の「地元志向」応募が多く、定着率も高かった)

  • 採用数:6名(目標達成+予備1名)

【考察】
地方採用では「勤務地」で検索するユーザーが多いIndeedの特性が活きています。特にIndeed PLUSによる複数媒体への同時配信により、都市部よりも競合が少ない地方では効率的に応募を集めやすいという傾向が明確に出ました。

第4章:職種別・業界別 – どちらを選ぶべきか?最適戦略マトリクス

職種別・業界別 – どちらを選ぶべきか?最適戦略マトリクス

「結局、自社の場合はどっちがいいの?」という疑問に答えるため、職種・業界別の最適戦略をマトリクスで示します。

4-1. 採用難易度とターゲット層で考える

職種カテゴリ おすすめ優先度 理由 具体的な戦略
エンジニア・IT 媒体 ≧ Indeed 単なる「数」より「質」と「スキルマッチ」が重要。スカウト型媒体の方が適していることも レバテック・マイナビITエンジニアなどの専門媒体を軸に、Indeedは補助的に
営業・企画(総合職) Indeed ≧ 媒体 数多くの求職者プールからポテンシャルを見つけたいならIndeed。ブランド力を見せたいなら媒体 Indeedで母集団を広く取り、リクナビNEXTでブランド訴求を並行、採用サイトで情報を整える
製造・物流・現場職 Indeed > 媒体 地域密着・キーワード検索が主流。Indeedの検索性が最も活きる分野 Indeed PLUSでタウンワークへ自動配信。CPAを徹底管理
小売・飲食・サービス Indeed > 媒体 アルバイト~正社員まで幅広い層を集めたい。タウンワーク連携が強力 Indeed PLUSのタウンワーク連携を必須に。写真で「職場の雰囲気」を伝える、採用サイトで情報を整える
事務・管理部門 媒体 ≧ Indeed 競合が非常に多く、Indeedだけではクリック単価が高騰しやすい ハローワーク+媒体+Indeedの併用。スカウト機能で差別化する、採用サイトなどを整え応募からの決定率を上げる
第二新卒・新卒 媒体 ≧ Indeed Indeedは経験者向けのイメージが強いですが、リクナビ新卒がIndeedと連携で有効。就活イベントも有効 Indeed PLUSでリクナビ新卒へ自動配信。マイナビの新卒サイトと併用

4-2. 企業規模・採用スタイルで考える

企業タイプ おすすめ 理由
スタートアップ・ベンチャー Indeed > 媒体 ブランド認知度が低いため、検索で見つけてもらえるIndeedが適している。予算も抑えられる
中小企業(地域密着型) Indeed > 媒体 地方採用はIndeedの「地域×職種」検索が最も効率的。広告費を抑えられる
大手企業(認知度高い) 媒体 ≧ Indeed ブランド力があるなら、その魅力をじっくり伝えられる媒体の特集ページが有効. Indeedは補助的に
通年採用している企業 Indeed > 媒体 掲載期間の制限がなく、いつでも停止・再開できるIndeedが圧倒的に便利
短期集中採用(例:繁忙期) Indeed > 媒体 Indeed新サービスの採用ブーストにより、即効性に対応。短期集中型で早い採用が期待

第5章:よくある失敗例と改善策 – やってはいけないIndeed運用

くある失敗例と改善策 – やってはいけないIndeed運用

Indeedで「お金だけ使ったのに応募が来なかった」という声をよく聞きます。それらの失敗には共通のパターンがあります。ここでは具体的な失敗例と改善策を紹介します。

失敗例1:「無料掲載」だけで満足している

症状
無料掲載(月3件まで)だけで運用し、応募が全然来ない。有料にすると費用が怖い。

原因
無料掲載は掲載から時間が経つと、検索結果の奥深くに埋もれます。特に競合の多い職種(事務・営業など)では、ほぼ表示されません。

改善策
無料掲載を「テスト」として使い、以下の条件を満たしたらすぐに有料(スポンサー)化しましょう。

  • 3日間の表示回数(インプレッション)が100回を超えている

  • 無料でもクリック率(CTR)が1%を超えている

このような求人は「需要がある」証拠なので、少額(日額1,000円~)から有料化することをおすすめします。

失敗例2:キーワードが抽象的すぎる

症状
タイトルに「スタッフ大募集!」「一緒に働きませんか?」などと書いている。応募が来ない。

原因
Indeedは具体的な職種をタイトルにいれないと表示されません。「営業」「Javaエンジニア」「調理師」などです。抽象的なタイトルは検索に引っかからないのです。

改善策
タイトルは必ず「職種+職種に関連する情報」 を含めましょう。

  • 悪い例:「急募!やる気ある方大歓迎!」

  • 良い例:「アパレル販売スタッフ(未経験歓迎)」

失敗例3:設定単価が極端に低い

症状
予算月額2万円などに設定しているが、全く表示されない。

原因
Indeedの職種や地域も含めた難易度により、掲載されます。人気職種(例:事務、ドライバー)ではクリック単価が1000円~3000円になることも珍しくありません。そんな中で月(30日)で2万円で行っても不可能です。とくに事務とドライバーを同じキャンペンに入れてしまうと事務は安くてもたくさんクリックされ予算を消化してしまい、ドライバーの高単価には回らないことも多々あります。

改善策
まずは推奨予算レンジを確認しましょう。Indeed管理画面の中に難易度や応募単価を計測できるツールがあります。特にIndeed代理店には更に使えるツールも多いので、その中央値~やや高めから考察しキャンペーンをスタートすることをお勧めします。

失敗例4:運用を放置している

症状
最初の1週間はそれなりに応募があったが、2週目以降パッタリ止まった。特に何も変えていないのに。

原因
競合他社が新しい求人を出したり、予算を上げたりすることで、相対的に自社の広告ランクが下がっている可能性があります。また、Indeedのアルゴリズムは常に更新されており、昔のままの設定では効果が薄れることがあります。

改善策
最低でも週に1回は管理画面をチェックしましょう。確認すべきは以下の3点です。

  1. CTR(クリック率):1%を下回ったらタイトル・仕事の内容、写真を変更

  2. CPA(応募単価):目標を超えたら一旦停止し、求人票を見直す

  3. インプレッションシェア:表示回数が極端に減ったら、予算を10%上げてみる

失敗例5:Indeed だけが問題ではないことを理解する

症状
Indeedを使っても応募も来ないし、採用もできない。

原因
Indeedを利用すれば絶対に採用できるものではありません。求人本体、いわゆる条件に問題があり、リーチされていても採用条件が悪く、スルーされ広告費だけが消化される場合もあります。魏行側にも様々な理由はあるかもしれませんが競合企業がどの程度で募集しているか確認をして募集条件の中央値~やや高めで募集できるよう変更することが大事になります。

改善策
会社の条件を事前に確認し、募集条件で勝てないのであれば、勝てる要素を把握し、求人原稿にアピールする、採用サイトでアピールすることを考えましょう。

Indeed PLUSは仕事を探している7割の求職者にリーチできるので募集条件がと整えば、採用は飛躍的に向上します。

第6章:メリット・デメリット – 2026年版・完全比較表

ここまでの内容を、一覧表で総まとめします。

項目 Indeed (2026年版) 従来の求人媒体
料金形態 クリック課金 (運用型・従量課金) 掲載課金(固定費・前払い)
初期費用 0円(無料枠あり) 0円~数十万円(媒体による)
月額予算の目安 3万円~(小規模) / 10万円~(中規模) 20万円~(1媒体あたり)
リスク 低い(興味を持たれた分だけ課金) 高い(応募ゼロでも全額支払い)
対象ユーザー 能動的に検索する全ての層 特定媒体の会員層(属性が限定される)
配信範囲 Indeed本体 + 連携ネットワーク(PLUSの場合) 契約した媒体のみ
掲載の柔軟性 非常に高い(いつでも停止・再開・予算変更可能) 低い(期間が決まっている、追加は別途費用)
必須スキル Indeed代理店を利用すれば知識ゼロ 自社の強みを伝えるコピーライティング
向いている職種 現場職、サービス業、新卒、地方採用、複数職種 エンジニア、管理部門、新卒、ブランド訴求したい職種
効果が出るまでの期間 1~2週間(調整が必要) 即日~数日(掲載開始後すぐ)
サポート体制 自社はほぼなしだが代理店を使えば手厚いサポートあり 手厚い(営業担当・コンサルタントが付くことも)

第7章:まとめ – 2026年の採用戦略における「選び方」と「併用戦略」

いかがでしたか?Indeedと従来の求人媒体は、「二項対立」ではなく、「補完関係」にあると理解することが2026年の正解です。

7-1. それぞれの役割を再定義する

  • Indeedの役割:底辺を広げる(母集団形成のエンジン)
    Indeedは、大量の求職者プールから、効率的に興味関心ベースで母集団を作るためのツールです。特にクリック課金制とキーワード連動の特性上、「この職種に興味がある人」を大量に集めることに長けています。
    ただし、そこには「何となく」見に来た人も混じるため、選考の精度が求められます。

  • 従来の求人媒体の役割:芯をとらえる(質の高いマッチング)
    従来の求人媒体は、ある程度絞られた属性(転職意欲が高い、特定の業界志向、特定の学歴など)の中から、質の高い応募を獲得しやすいです。特にスカウト機能や特集ページを活用すれば、Indeedでは届きにくい「受け身の優秀層」にアプローチできます。

7-2. 2026年のおすすめハイブリッド戦略

多くの中小企業にとって、最も現実的で効果的なのは以下の3つのプランです。

【プラン1:採用しなければ企業が困っている急募】

  • 採用ブーストを使い、募集エリアと採用単価を考察して、割高だが「採用ブースト」をかける

  • タイトル・キーワード・求人票をABテストしながら、CPAが最も低い組み合わせを見つける

  • 目標とする応募数が安定的に確保できる状態にする

【プラン2:良い人がいれば採用したい】

  • タイトル・キーワード・求人票をABテストしながら、CPAが最も低い組み合わせを見つける
  • 目標とする応募数が安定的に確保できる状態にする

【プラン3:常に募集しているが急募ではない】

  • タイトル・キーワード・求人票をABテストしながら、CPAが中央値の予算を募集職種にセットする
  • 予算を確保すし、戦略立案にリソースを割きIndeed・求人媒体だけでなく、しっかり募集ペルソナを想定し、採用サイトの充実を行う。結果的にIndeedでの採用率もアップする。

7-3. 最後に – 今、Indeedにできないこと

公平を期すために、最後にIndeedにできないことも明記しておきます。

  1. 受け身の優秀層へのアプローチ:Indeedの求人原稿範囲では限界があります、アプローチができても最後の一押しができません。特に受け身の層には御社の魅力をしっかり届けるオウンドメディア(採用サイトやnoteなど)でのアピールが必要です。

  2. ブランド訴求:「御社のカルチャーに共感しました」という応募を増やすには、媒体の特集記事やインタビュー企画の方が効果的です。

  3. 手厚いサポート:Indeedは基本的にセルフサービスです。初めて採用をする企業や、運用担当者が不足している企業は、サポートの手厚い媒体か、Indeed正規代理店を検討しましょう

Indeedはもはや「おまけの媒体」ではなく、採用マーケティングの主戦場です。しかし、全てをIndeedに委ねるのではなく、「Indeedで数を集め、媒体で質を高め、自社サイトでファン化する」というハイブリッド戦略こそが、2026年の採用成功の鍵を握ります。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!

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監修者

石井英明

株式会社カスタマ 代表取締役社長

2004年創業。いち早く自社制作の求人サイト運用を始め、医療・介護特化の人材紹介事業を成長させてM&A(事業売却)を成功させる。20年以上の採用実務とWebマーケティングの経験を活かし、現在は求人サイト(自社オウンドメディア)で、企業が直接、求職者を獲得できるよう伴走支援している。現在は、人材紹介・派遣会社など“採用のプロ”の求人サイト制作や運用を支援する「プロを支えるプロ」として活躍。

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