聞いたことあるけど、、、今更聞けない ”採用チャットボット”ってなに?

こんにちは!

ナレッジルーム採用WEBマーケ コンサルタントです!

今回は、今話題の「採用チャットボット」についてお話しさせて頂きます!

採用チャットボットってなに?

採用チャットボットとは、人事担当者が直接内定志願者からの質問に答えなくても、自動で返答するようにプログラムされている次世代型システムを指します。

採用チャットボットは、LINEや自律型ロボット、Facebookなどと連携することで内定志願者が企業に気軽に質問できる仕組みを作り出しています。

実際に合同説明会の現場に採用チャットボットを搭載した自律型ロボットを起用し、内定志願者の質問に自動で応答させているという企業も最近増え始めています。

内定志願者が企業に対して気軽にLINEで面接日や持ち物を尋ねられるようにするために採用チャットボットを取り入れているという企業も多くあります。

このように、採用チャットボットは人間の手を煩わせることなく内定志願者とのコミュニケーションをとれる優れたツールであると言えます。

採用チャットボットはこんな風にも使える!

採用チャットボットの役割は、質問に対する自動返答だけではありません。

AIを駆使して半自動的に採用者を選び出すこともできるのです。

実際に人事採用の現場で書類選考を行っているという実績も持っており、その役割はかなり大きく、そして重大なものであると言えるでしょう。

採用チャットボットは主に書類選考の部分で活用されていて、企業が持つ過去のデータに基づいて合否を振り分けていきます。

過去にどのような書類が一次選考を突破したかというデータや、欲している人材をデータ化したものを採用チャットボットが判断して書類選考していくというのはまさに効率的です。

こうすることで、二次選考、例えば面接などに進む内定志願者を絞り込むのが容易になります。

採用チャットボットは「学ぶAI」ですから、常に内定志願者の思考を読み取って自分のものにしていくと考えるべきでしょう。

内定志願者の思考パターンをデータ化して、蓄積していくことが採用チャットボットの強みなのです。

採用チャットボットの活用によって、書類選考は大きく様変わりしたと言っても過言ではありません。

採用チャットボットを導入するメリット

採用チャットボットの導入によって、採用担当者の作業時間や負担を大きく減らすことができます。

これまで対応してきた内定志願者からの質問も採用チャットボットに任せれば大幅に手間を省くことができますから、その分他の作業をすることができるようになるでしょう。

内定志願者も企業に対してコミュニケーションを取りやすいと感じるようになり、お互いの距離が近づくことも大きなメリットのひとつです。

内定をもらっても辞退したいと考えてしまう就活生などの心を離さないためには、密なコミュニケーションが必要不可欠です。

そういった時には採用チャットボットのように企業を身近に感じてもらえるツールが役に立つでしょう。

また、採用チャットボットは半自動的に稼働してくれるものですから、いちいち細かく設定を変える必要がありません。

これまで積み重ねてきたデータをきちんと解析して動いてくれるという安心感があるため、作業を任せることができるのです。

さらに、採用チャットボットは情報発信ツールとしても非常に役に立つシステムです。

内定志願者に対して知らせたい情報をコンスタントに投げかけることにも役立ちます。

採用チャットボットを活用して内定志願者にのみLINEやFacebookなどで必要な情報を発信することができるため、人事担当者は採用業務がはかどることは間違いないでしょう。

採用チャットボットを導入するデメリット

採用チャットボットを導入したいと考えている企業にとって、デメリットの把握は重要だと言えるでしょう。

例えば、採用チャットボットによって書類選考を行った場合に、本当に最適な人材を選ぶことができるかどうかわからないという点が問題視されます。

採用チャットボットはAIとして過去からのデータを積み重ねて判断を下していますから、そのデータが誤ったままだと企業に適した人材を選出できません。

本当に必要な人材を、書類選考の段階で採用チャットボットが不採用と判断してしまう可能性があるのです。

確かに、AIの頭脳は優秀ですが、それを過信することはできません。

常にアップデートされていない限り自社の方針の変化についていけなかったり、時流に合わなかったりすることもあるでしょう。

また、内定志願者に対して適切な対応ができているかというところも課題として挙げられます。

採用チャットボットはあくまで機械的に動いていますから、内定志願者が本当に求めている答えを与えられていないことも考えられるのです。

採用チャットボットの受け答えが冷たく感じてしまうと、企業の印象は悪くなってしまいますし、見当はずれな応答をしてしまうと信頼感が薄れてしまうことは言うまでもないでしょう。

また、採用チャットボットを導入するためには費用面についても考慮しなければなりません。

採用チャットボットは決して万能なツールではないのです。

採用チャットボットの未来

採用チャットボットはこの先ますます幅広く展開されていきます。

今のように自動応答の場面では決まりきった回答だけではなく、AIが発達して臨機応変な会話ができるようになるのもそう遠くはない未来です。

そうすれば内定志願者はますます企業との受け答えがスムーズにできるようになり、企業としてもそれを参考にまた採用チャットボットをアップグレードすることができるでしょう。

内定志願者は採用チャットボットから欲しい情報だけを受け取ることができるように細かく設定することができるようになり、企業はそのニーズを反映させる努力をするという構図もあり得ます。

採用チャットボットが内定志願者のためにできることが増えるというのがひとつの大きな特徴でしょう。

そして、実際の採用の現場では、書類選考の精密度がさらに上がることが期待されます。

今までのように過去のデータを活用するだけではなく、未来のビジョンを加味した選考をすることができるようになるのです。

「この内定志願者は弊社でどのように活躍してくれるか」、「どの部署に配属するのがいいか」、「売り上げに貢献できる期待値はどれくらいか」、などといったことを計算しながら書類選考を進めてくれるシステムができあがることも、採用チャットボットに望まれる機能でしょう。

採用チャットボットは将来的に間違いなく人事採用の第一線で活躍することになります。

その時には今よりも学習能力、状況判断能力が上がっていると考えるべきでしょう。

まとめ

採用チャットボットは、過去から積み重ねた膨大なデータを基に人事採用に貢献するシステムです。

このシステムが広まっていくことによって、これからますます採用の形はIT化していくでしょう。

時代の移り変わりに連れて、採用チャットボットは磨き上げられ発展し続けるものだと考えられます。

採用チャットボットの持つ将来性には無限の可能性が広がっていますから、大きな期待を持ちつつ、今後どのように自社に取り入れていくべきかを検討していきましょう。

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