indeed(インディード)の掲載、使った方がいいの?3分で簡単説明!本音の話

最近、いろんな会社から「indeedに掲載しませんか?」みたいな電話やDMがくるんだけど、indeedって使った方がいい?という質問や問合せをよくいただきます。今日は3分で簡単に分かるよう本音で解説します。

indeedって何?

indeedとは簡単に説明すると「仕事の情報だけに特化しているGoogle」いわゆる「求人に特化した検索エンジン」です。

Web上の求人情報を集め、簡単な整理をして掲載しています。「うちの会社、人材募集しているんだけど・・・」と言っても、口頭だけでは収集されません。しっかりWebの形にしておかなければなりません。

そして求人情報を収集するページは企業の採用ページだけでなく、ハローワークや求人ポータルサイト(タウンワーク、とらばーゆ、バイトルなど)、人材紹介、派遣や成果型求人サイトも掲載されていますので仕事を探している人にとってはあれこれ見にいかなくて済むので非常に便利なサイトと感じるはずです。

indeed掲載の仕組み

indeedは収集した求人情報をAIを使い情報の整理をおこなっています。そして、仕事を探してindeedを見にきた求職者に求職者のクリック動向にもとづいて求人を個別に表示しています。仕事を探している求職者はやけに自分が探している求人がよくでてくると感じているはずです。

indeedは無料で掲載できる?

indeedはCMであれだけ無料!無料!と言っていますので当然無料で掲載できます。

ではなぜ?代理店が掲載しませんか?などの連絡くるのでしょうか?

それはindeedの中には有料枠と無料枠エリアがあります。PCで上から4枠、下から2枠、計6枠が有料枠エリアでその間にある10枠が無料枠エリアです。ですのでPCは1ページに16求人が掲載されています。

indeed有料掲載エリア

indeedの掲載、使った方がいいの?

結論からいうとindeedの掲載は使った方がいいです。理由はいくつかありますのでわかりやすく説明させていただきます。

1、どこの媒体も応募率が下がる中で唯一、伸びている

求人ポータルの応募率や求職者の数が下がる中でindeedはここ一年で認知度が上がり、利用者はどんどん増えています。CMでの本数や戦略も日本にあったものになってます。

本来、indeedはグローバル企業なので国ごとには仕様をカスタマイズしていないのですがオーナーがリクルートだからでしょうか、日本だけが唯一、市場をみながらカスタマイズされているそうです。今後の伸び、これからの更なる人材不足を考えると絶対にやっておくべきです。

2、掲載の方法は非常に単純

掲載に方法は単純です。indeedの掲載には3つの方法があります。①自社でアカウント作成 ②求人ポータルから掲載 ③自動クローリングの3つになっています。③は自動クローリング(indeedの裁量次第)なので自身ではどうにもなりません。

②は求人ポータル(タウンワーク、とらばーゆ、バイトルなど)からでこれも求人ポータルに掲載依頼の後は求人ポータル次第です。①は自身でindeedのページから申込みを行います。

自身でのindeedへの掲載は下記のURLから「今すぐ掲載」から指示通り始めてください。

indeedをご自身で始める

3、無料枠があるので安心してチャレンジできます

2で紹介している「indeedをご自身で始める」から無料で掲載できます。

ただし、無料で掲載されるには良い求人(給与が同職種より高い、待遇がよい)であれば応募があるかもしれませんが掲載しても応募がないようであれば有料枠の掲載も考えた方がよいかも知れません。

無料だからハローワークと同じではありません。ハローワークは国費で運営されていますがindeedは民間企業なのでそこは理解しておかなければいけません。無料掲載を申込むと必ずindeedから電話があり、営業をかけられます。「無料枠では効果はありませんよ!」みたいなものです。これは民間企業なので理解できます。

4、有料掲載もクリック制課金なので見られた(クリックされた)分だけ払う

indeedはクリックされた分だけ支払うシステムです。掲載型求人サイトのような「2週間で○○コース10万」ではありません。きちんとクリックされた時に費用が発生します。

気になるのは「クリックの単価」です。これは入札制です。

例えば東京のドライバーの仕事を探しているとします。対象と思われる求人が入札単価の高い順に表示され、クリックされたときに費用が発生する仕組みです。クリック単価を高くして上位に表示されてもクリックされなければ費用は発生しません。わかりやすく費用も抑えることができますが求人は自身で作らないといけません。ここがネックになります。

5、人材ビジネス(人材紹介・派遣・ポータルなど)業界ではindeedの一人勝ち?

一般企業であれば実感が薄いかもしれませんが人材ビジネス業界ではもはやindeedの一人勝ち感がとても強く、皆さんが持ってます。

ポータルは軒並み売上が上がっていますがその反面、求職者の獲得に大変苦労しており、やはりindeedを使ったり、絡ませたりしてビジネスを展開しております。我々の人材紹介部門でも少し前までは専門職ポータルサイトにも予算を使ていましたが、ほとんどをindeedへの予算に移行しています。

indeedの掲載、本音の話

indeedを利用せずに採用を効果を出す方法はどうしても古い手法になってきます。まして費用をかけないことで考えるとハローワークと自社のコーポレートサイトだけです。

これで採用するのであれば自社の求人に魅力があるか?からまず冷静に見てみましょう。魅力(給与・お休み・仕事の内容など)があればハローワークと自社のコーポレートサイトだけでも採用できます。ただ良い人・優秀な人を望むと時間がかかると考えておきましょう。

indeedでは魅力のある求人であれば自然クローリングで掲載されます(保証はしていません)し、ハローワーク経由でindeedに掲載もされます。ただ、自社の求めている職種が人材不足系(医療・飲食・重労働・IT系など)であればindeedの有料掲載を利用すべきです。

indeedの有料掲載でも、地域×職種×募集条件によって応募単価・採用単価が変わってきます。そして企業で変えられる募集条件にプラス、採用サイト・採用ページによっても応募単価・採用単価変わってきます。

indeed有料掲載を使わなくても結果が出せる会社

新卒採用に成功されている上場企業では中途採用で人材不足系の職種外であればindeed有料掲載を利用する前にオウンドメディアリクルーティングに力を入れるべきだと思います。SNS・社員紹介・有料人材紹介などがおすすめだと思います。その中でindeedの無料掲載(自社サイト採用情報のクローリング)を必要であれば利用する方がよいと思います。

indeed有料掲載で結果を出せなかった会社

これはindeed予算×地域×職種×募集条件プラス採用ページの何かが欠けていたということになります。

採用ページの出来が悪く応募につながらないパターンも多くあります。大事な物を汚いお店と綺麗なお店であればやっぱり綺麗なお店で購入したいし、汚いお店であればやはり躊躇します。せっかくの自社の採用ページも古臭いホームページでは応募率も下がります。

indeed代理店のキャッチコピーで○○職種20名が応募単価8,000円で・・・みたいなものを信じでindeedを使ったけど採用できなかった!
職種だけではなく地域や他社との競合状態や時期によっても応募単価は変わります。特に職種が異なれば応募単価は大きく異なります。人材不足の職種はもちろん応募単価も高くなります。

地域の平均賃金が1200円に上昇しているのに時給900円でindeedを使っても採用できなかった!
これはindeedの問題ではなく自社の問題になります。

しっかり考察していけばindeedの利用はプラスに働きます。

まとめ

indeedは地域×職種×募集条件によって成果を出す為の費用が変わってきます。

採用が大変な職種に相場より給与や時給が低いままindeedに多額な予算をかけても集まりません。やはりそこは大変ですが見直しをしていかないと採用にはつながらないと思います。

「いやいや、うちは給与は安いけどこんないいところがあるんだよ!」ということであればしっかり求人ページに書くべきです。面接に来た方にだけ説明するのではだれも応募してくれません。(応募がなければ採用もありません)

indeedの企業理念は「We help people get jobs(人々の仕事探しのお手伝い)」、検索エンジンを運営するスタンスとして「job seeker first(すべては求職者のために)」という思いですので求職者にとって良い仕事は見つかりやすく、良くない仕事はindeedの中で見つかりにくくなっています。これがAIと求職者のクリックで考察され求人が表示されていくのです。

当然、見つかりにくい求人には有料でも予算も高くなるということです。これが基本ですが運用や採用サイトで失敗しているケースも多々あります。indeedの代理店の中には売上を上げるために予算の無駄遣いをさせている会社もいます。失敗ぎみの方はセカンドオピニオンも必要だと思います。ただ、セカンドオピニオンもしっかり選んでいく必要があります。

ナレッジルーム採用WEBマーケコンサルタント 石井

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