indeed(インディード)の求人掲載、無料にする方法

indeedの求人掲載方法について迷っているあなた、ご心配無用です。無料掲載について詳しく端的に説明し、さらに無料掲載を最大限に利用するためのアドバイスも掲載しております。この情報を参考に、自信を持ってindeedでの求人掲載にチャレンジしてみてください。

indeed(インディード)とは

indeedは日本・世界でNo1indeedとは、求人情報に特化した検索エンジンです。(求人専門のGoogleみたいなもの)ですが最近はその機能に少し変化がおきています。

それはindeedを利用する企業が増えたことでわざわざ、他の求人サイトや採用情報を読み込まず、indeedに掲載したいクライアントだけで十分の求人情報になっている事のようです。

求職者側からは職種や会社名、勤務地などを指定するだけで、indeedに直接投稿された求人情報はもちろん、インターネット上に連携されている外部の求人サイトの求人情報も閲覧できます。indeedは世界No1の求人まとめサイトになっています。

なぜindeed(インディード)での無料求人掲載が重要なのか

indeedは有料枠がほとんどindeedでの無料求人掲載は最近、厳しくなってきています。以前はATS(応募者採用管理システム)を使って無料で求人情報を掲載できましたが、現在では無料掲載が厳しくなり、効果も得にくくなっています。

これは人材不足が進行し、求人を出す企業と仕事を探す求職者とのバランスが乱れていること、そしてindeedの掲載システムが変わったことが影響しています。

さらに、indeedだけでなくGoogleやスタンバイ、求人ボックスなどで広告料が上がっており、一部のクリック課金制の求人サイトでは、予定していた広告予算がすべて使えない状況も生じています。

しかし、indeedは日本での利用者数が月間約4000万人とトップクラスであり、人材を採用するにはやはりindeedを利用するのが有効です。

ただし、広告料などのコストを考慮すると、有料広告のCPA(1人の応募者を得るためのコスト)だけでなく、無料掲載も含めた全体のCPAを考える必要があります。

これは有料枠で表示されクリックされた後に同じ会社の無料枠でクリックされ応募が発生した場合、無料枠の成果になるが実際は有料枠の効果があってからの効果になっています。

最近では求人条件によりますが無料枠の効果もなかなか難しい状況になっています。

また、2023年6月から表示によるPR表示が消えました。これにより利用しているユーザーは有料なのか、無料なのかわからない、出稿している企業も有料なのか無料なのかわからない状態になっています。

indeedの無料掲載方法について

無料掲載の方法:ステップバイステップ

クローリングXMLフィードと直接投稿の違いindeedには、「クローリング掲載」と「直接投稿」という2つの無料掲載方法があります。

「クローリング掲載」は、自分の会社のウェブサイトにある求人情報をindeedが自動的に読み取り、検索結果に表示する方法です。

一方、「直接投稿」は、indeedのアカウントを作成してログインし、求人情報を直接アップロードする方法です。これらの詳細は「indeedでの無料掲載方法」のセクションで説明しますが新しく「indeedプラス」の対応になります。2024年1月30日からスタートするindeedプラスは直接投稿に登録した求人はリクルート系の媒体(タウンワーク、とらばーゆ、はたらいくなど)に掲載できるようになります。

どちらの方法も無料でおこなえるようになっていますが、無料の「クローリング方式」は審査もあり、審査まで進めるのも大変厳しい状況です。

無料掲載で効果を得たいのであれば「直接投稿」をおすすめします。「クローリング方式」では無料で成果がほとんど取れなくなっている現状があります。(2023年6月)

「直接投稿」無料掲載でも有料掲載に比べて求職者の目に留まりにくいというデメリットがあります。

求人情報が他の大量の情報に埋もれてしまわないようにするためには、どうすればターゲットとなる求職者に情報が届くかを考え、工夫する必要があります。

その方法については「indeedの無料掲載で効果を高めるコツ」のセクションを参照してください。

無料掲載の注意点と最適な方法

indeed厳しい審査、昔OKだけど今はNGが多い無料でindeedに掲載する際の注意点は日々変化します。なぜなら、indeedの掲載ガイドラインやシステムが頻繁に更新されるからです。

以前は問題なく掲載できた内容が、ガイドラインの変更により突如として掲載できなくなることがあります。このような掲載不可の状態になった際に、indeedから特に通知はありません。

その結果、気づかぬうちに求人情報が表示されていないという事態になります。この問題は、有料の広告スペースでも同様に発生します。

また、有料であれば表示できる求人でも無料には掲載されない求人もあります。

例えば、完全歩合制求人は有料に掲載できますが無料には掲載されません。また、リモートワーク(在宅ワーク)に関しても働く側にとっては大きなメリットになりますが、在宅勤務の求人情報はindeedのポリシーに違反しやすい傾向があります。

これは、質の低い職種名を使用していたり、indeedが認めていないビジネスモデルを採用しているなど、さまざまな要因によるものです。

具体的に、在宅勤務の求人が審査で問題になりやすい例をいくつかindeedガイドラインから抜粋し紹介します。

  • 職種名に、職種名以外の文言が含まれる求人
  • 詐欺またはリスクの高い行為 (転売・ネットオークション・オンラインショップ管理など)
  • 承認されていないビジネスモデル (マルチ商法企業、ねずみ講など)
  • 全般的に質の低い求人
  • 完全在宅の求人(通勤を伴わない場合)

有料、無料枠でもindeedガイドラインに違反していると掲載されない事にはなっていますが、無料枠はとても厳しく、有料枠ではスルーされていることもよく見かけます。

掲載NGの求人情報
✖人種差別的な求人情報
✖求職者に金銭的なものが発生する求人
✖求人情報に虚偽性のある求人
✖合同企業説明会などのイベント告知
✖治験・覆面調査の求人

などindeedガイドラインには細かく掲載されていますので、利用する間に確認をしておくとよいでしょう。

indeed掲載ガイドライン

無料掲載の求人原稿の書き方

indeed無料掲載で重要なことはタイトル、職種、表示回数、クリック率まず、注目すべきはタイトルです。indeedでは、「タイトル」は「職種」を示しています。このタイトルによって「表示される回数」や「クリックされる率」が変わるため、その重要性を理解することが求人掲載において重要です。

表示回数・クリック率が重要

indeedで求人情報の効果を高めるためには、「表示回数」と「クリック率」が重要です。これらを高めるためには、まず求職者がよく検索するキーワードを含む職種名を作ることから始まります。

indeedの表示の仕組みを理解することが重要です。例えば、あなたが募集したい職種が「介護職」であれば、indeedで「介護職」や「介護スタッフ」と検索してみてください。結果はほぼ同じになります。これはindeedがこれらを同じ職種として認識しているからです。

しかし、これらのどちらを使うべきかと言うと、必ずしもどちらでも良いわけではありません。「Google広告のキーワードプランナー」などを使って調査すると、どちらの表現がよく使われているかが分かります。

一般的によく使われている表現を選ぶべきです。なぜなら、求職者の検索キーワードと同じキーワードを使用することで共感を引き起こすからです。

また、求める職種によっては、表現の違いで検索結果が変わることがあります。検索結果の上部には、その検索語句にマッチする求人の数が表示されます。この数が多いほど一般的に使われている表現である可能性があります。

ただし、これはあくまで求人数であり、検索された回数ではありません。「Google広告のキーワードプランナー」を使って「○○ 求人」などと入力し、一般的にどちらの表現がよく検索されているかを確認することをおすすめします。

無料枠に掲載されやすい求人原稿の書き方

直接投稿に求人原稿の書き方について紹介します。クローリング方式では無料枠の表示が厳しくなっているので有料での出稿をおすすめします。

①職種名(タイトル)の書き方

indeedの無料枠で求人情報を掲載する場合、タイトルには関連しない情報は書かないように注意しましょう。

例えば、「地域名」「高給」などの言葉や「記号」「更新月」などの情報はタイトルに含めないようにしましょう。数年前からindeedではタイトルに職種以外の情報を書くことはガイドラインで禁止されています。

しかし、検索結果の1ページ目を見ると、関連しない言葉を含む求人情報が表示されることがあります。これはなぜかと言うと、indeedから公式なアナウンスはありませんが、求人情報の「クリック率」が影響している可能性があります。

つまり、「新着」や「高時給」といった言葉がタイトルに含まれていると、求職者がクリックしやすくなるからです。

また、indeedではAIや人間が大量の求人情報をチェックしていると思われますが、それにより一部のチェックが漏れてしまう可能性も考えられます。

それが、関連しない言葉を含む求人情報が表示される一因になっているかもしれません。

②職種名(タイトル)は文字数は16文字程度にまとめる

タイトルはスマホで見られていることを意識して16文字程度にとどめる事がおすすめです。そして、わかりやすくシンプルに書くことです。

例)
営業✖  →マンション賃貸案内の営業職
     →リフォーム新規開拓営業
看護師✖ →外科病棟の看護師
     →日勤外来の看護師

上記の説明は一例であり、参考の一つとしてお考えください。もし上記のように具体的な職種を示す書き方を行っていれば、将来有料のオプションを選択した際に、無駄なクリックを避けることができ、予算を効率的に使うことができます。

ただし、あまりにも具体的に書きすぎると、タイトルがわかりづらくなったり、求職者に理解されずにスキップされる可能性があります。これによりクリック率が下がり、求人情報が表示されなくなることもあります。

そのため、クリック率と応募率を考慮し、適切なバランスを見つけて求人情報を作成することが重要です。

③原稿作成の入力できるボックスは必須が無くてもうめる

「求人キャッチコピー」「求人の詳細」「募集要項」「アピールポイント」「求める人材」など、うめるように書くことをおすすめします。

必要に応じて書くべき項目
必須項目だけでなく、内容を深掘りしてみるのも有効です。

  • 職務の役職名
  • 仕事の内容から目的
  • 仕事の裁量と責任
  • 求めるスキルや技能、資格
  • 残業代支給の有無(見込み残業ありなしも詳しく)
  • 年間休日数の記載

Indeedは、求人情報が詳細であるほど、求人を投稿する際に有利になるとアドバイスしています。それは詳細な情報を提供することで、求職者にとって仕事の内容や待遇等がより明確に理解できるためです。

しかし、一方で情報が詳細すぎると、求人情報が長文になりすぎてしまい、その結果、求職者が最後まで読まずにスルーしてしまう可能性もあります。

また、情報が詳しすぎると、「この仕事はどんなものなのだろう?」や「この会社の特徴は?」といった求職者の好奇心や疑問を消してしまい、完全に応募の意志が固まらないうちに応募をためらってしまう場合もあります。

そのため、有料で投稿する際は、詳細さと読みやすさのバランスを考慮して、求人情報を作成する必要があります。

十分な情報を提供しつつも、求職者が読みやすく、興味を持ち続けられるような形にすることが求められています。

④求人原稿におけるNGワードと表現・条件について注意しましょう

Indeedで求人情報を掲載する際は、厚生労働省のガイドラインにも配慮しながら文章を作成することが必要です。

例えば、「20代の若手歓迎」や「女性歓迎・限定」、「学生限定」のような年齢、性別、人種などに関する差別的な募集内容は法律により禁じられており、Indeedでも掲載対象外となります。

また、求人情報で提示する賃金が各都道府県で定められた最低賃金を下回っている場合も掲載できません。

このような理由で掲載が拒否された場合、Indeedからはその理由を通知する連絡はありません。ですので、原稿を作成する際には十分に注意を払い、適切な内容となるようにしましょう。

indeedで無料掲載を成功させる方法

indeed無料掲載は求職者目線が大切のためスマホで確認

求職者目線で確認する

求人のタイトルや求人情報の内容については必ずスマホで確認しましょう。求人入力側は大抵パソコンから確認をしながら入力していきます。

しかし、実際、仕事を探す方々はスマホでおこないます。パソコンとスマホでは見え方が変わります。タイトルの長さから全体の文字数も確認していきましょう。

よくありがちなのは欲張りすぎてタイトルが長すぎて途中で切れてしまうパターンや、ある一部の情報が長すぎて求職者が離れてしまうパターンです。

求人情報の確認の仕方

求人情報は、読み手の興味を引き続けるように作成しましょう。まずはタイトルから始め、その後も興味を持続させるような内容にしましょう。

文章は段落をうまく活用して読みやすく、適度な長さにしましょう。また、求人の対象となる職種の特性を考慮した内容にしましょう。

長い説明が必要な仕事内容や、長文を必要とする部分は、箇条書きにすることで読みやすさを保つことができます。

これらのテクニックを活用し、読者にとって理解しやすい、興味を持続させる求人情報を作成することが大切です。

検索にヒットさせ表示を増やす

求職者が使用する検索キーワードを適切に取り入れることが重要です。たとえば、ドライバーを募集する場合、その職種には小型、中型、大型、集荷、回送、配達、タクシー、バスなど、様々なキーワードが関連しています。これらのキーワードを求人情報にうまく取り入れましょう。

また、求人の条件についても、具体的なキーワードを使用することが重要です。「週3日以上から」という表現では、「週4日」を検索キーワードとしている求職者にはヒットしません。言葉のマッチングが重要であるため、単なる思い込みではなく、検索キーワードを深く考えて挿入する必要があります。

具体的には、「倉庫内スタッフ」のような求人では、「仕分け」「発送」「ピッキング」「倉庫内軽作業」などの仕事内容に関連するキーワードや、「短期」「長期」「ダブルワーク」「正社員登用」「フォークリフト」「パート」「アルバイト」などの条件に関連するキーワードを取り入れると良いでしょう。

このような検索に使われるキーワードを入れることで、求人情報が検索結果に表示される機会が増えます。

検索キーワードは関連する事

上記の説明から、求人情報に関連性のないキーワードを大量に挿入しようと考える方もいるかもしれません。例えば「ハローワーク」「タウンページ」「高給」「オープニングスタッフ」などですが、求人情報に直接関連しない言葉を多く使うと、indeedからペナルティを受け、求人が表示されなくなる可能性があります。

だからこそ、作成する求人情報が対象とする職種や業務に直接関連し、また求職者の関心を引くようなキーワードを選びましょう。

まとめ

今回、indeedの無料掲載について詳しく説明しました。近年、indeedを活用する企業が増えてきており、無料の掲載だけで求職者を引きつけるのは難しくなってきています。結果を迅速に出すことを望むのであれば、有料枠の利用を考えるべきです。

一方で、事務職や人気の高い求人など、特定の職種では無料枠だけでも成果を得ることが可能です。しかし、競争が激しい職種や地域では、無料だけで結果を出そうとすると時間を無駄にする可能性が高いです。そういった場合は、有料掲載の補助として無料枠を利用すると良いでしょう。

さらに、求人情報を自動的に収集(クローリング)するタイプの求人サイトでは、無料枠だけで効果を出すのはさらに難しくなります。そのため、無料枠を有効に活用したい場合は、直接投稿を利用することをお勧めします。

人材紹介ビジネスコンサルティング
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