求人サイトがindeed広告を使って効果を出すためにはfeed(XMLデータフィード)が便利で大手媒体求人サイトはほとんど利用しています。XMLファイル?feed?聞きなれないものですがクローリング方式の中で直接求人詳細ページを読み込まず、掲載する求人データをXMLデータに変換させたものを指します。この記事ではfeed(XMLデータフィード)について解説します。
目次
feed(フィード)とは?
本来、一般的には外部から配信されるWEBサイトの更新情報(データ)などをわかりやすく必要な情報だけを整理され配信する形式をfeedといい、もともとブログやニュースサイトの新着情報をXMLデータで添えて配信されていました。求人サイトがアグリケーションサイトへ情報(求人)配信するにあたりfeedを使うことで効率よく情報を伝えることができ、検索エンジン(クローラ)が情報を収集する時にも利用されるようになりました。
feedを使ったindeedやアグリケーションサイトの掲載を行うためにはまず申請時にクローリング方式をfeedで行うように依頼をしなければなりません。そしてそのfeedを各サイトの指定するFTPでUPするかファイルを生成しクローリングしてもらう方法があります。経験や知識がないとXMLファイルに変換したりすることが難しいので外部サービスを利用するか、feedの生成を持っている求人サイトをパッケージで制作するのも一つの手段です。
feed利用でなぜ効果を上げる事ができる?
feedを使うだけで効果が上がるわけではありません。feedを使うことにより、indeed内のキャンペーン分けが効率よくでき広告管理ができる事。また、indeedで表示される求人ページを見やすく装飾・表示することが可能です。
indeed内キャンペーン分けで広告管理で効果を上げる
feedを使わなくてもindeed内でキャンペーン分けを行うことができます。しかし、なぜfeedを使うことにより効率よく広告管理を行うことができるのでしょうか?通常、キャンペーン分けはindeed内管理ページ内で行います。普通、キャンペーンごとに予算分けをおこなっています。
例)広告費をかける求人(Aグループ)、広告費をあまりかけない求人(Bグループ)、まったく広告費をかけない求人(Cグループ)で広告運用を行うためにグループ分けをおこなっていたと仮定した場合、「Aグループ」にあった手数料の高い求人が募集が終わりかけたので広告は出さないが求人は残すような場合、「Aグループ」から「Cグループ」などに移動しなければなりません。しかし、indeed内で管理ページで移動させるのは少し面倒です。そんな時にfeedを生成する時にfeedの「カテゴリカラム」に番号などを掲載できるので求人はグルーピングを行うことが可能になり、「カテゴリカラム」を利用してキャンペングループを作ることにより効果の上がる広告配信が可能になります。
indeed内の表示を装飾・調整する事ができる
通常、indeed内に表示される求人はindeedからクローリングされた時の情報にもとずいてindeed内に表示されます。しかし、自社求人サイトはindeedのためだけに作っているのではなく、同様なアグリケーションサービス(色んなサイトをクローリングして一括で掲載するサービス)があり、各サイトに掲載基準を持っています。そんな時に役に立つのがfeedです。indeed専用のfeedを制作し、項目の太字や改行などを装飾・調整することにより、見やすいページにすることが可能になり、応募開始率にも良い影響を与えることができます。
feedを使うことでサーバーの負担を減らすことができる
indeedを利用する会社が増えており、indeedクローリングを短時間で終わらせるために大量のデータ取得をさせようとします。当然、大量のデータが取得されればサーバーへの負担もかかるようになります。
一般的に、feedクローリングによってサーバーへの負担は減らすことができます。これは、feedクローリングを利用することで、自社のウェブサイトや採用ページから直接求人情報を取得するのではなく、indeedに用意されているサーバーへアップすればサーバー負担はかかりません。しかし、わざわざ更新のたびにアップするのも面倒です。そんな時はfeedを自社の求人サイトに生成させ読み込ませることが可能です。feed(XMLファイル)はシンプルな構造になっているのでサーバーへの負担を減らすこともできるしindeedのサーバーへアップするような手間もなくなります。しかし、自社の求人サイトにfeedを生成させるのは技術が必要で簡単にできないのでそこはクリアしなければならない問題があります。FeedとApplyURLを組合わせることにより良い、indeedに対応した求人サイトを作ることが可能になります。
ApplyURLとは
ApplyURLサービスは、求人情報に応募するための専用URLを作成するサービスです。この専用URLを求人広告に掲載することで、応募者は簡単かつ迅速に求人情報に応募することができます。
具体的には、indeedから求人サイトへ来た時に求人詳細ページを表示するのではなく、応募ページ(ApplyURL)を作成して表示し、応募できるようにします。応募者は、indeed内で求人を探し求人サイトへやって来るので、そこで求人情報を再び見せる事により応募せず離れていくことを減らすために利用します。
ApplyURLを利用するメリット
ApplyURLサービスを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 高い応募率: ApplyURLを利用することで、応募者の応募率が向上する可能性があります。応募者が求人情報に興味を持っている場合でも、応募プロセスが煩雑であれば、応募を諦めてしまうことがあります。
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カスタマイズ性の向上: ApplyURLを利用することで、求人広告のデザインや内容を自由にカスタマイズすることができます。求人企業は、自社のブランディングに合わせて、求人広告をデザインすることができます。
以上のように、ApplyURLサービスは、応募プロセスを簡素化し、応募者の応募率を向上させることができる便利なサービスであり、Feedと組合わせることでindeed広告を有効に利用できます。同様にスタンバイ、求人ボックスなどを利用する時に各アグリゲーションのメリットを生かしながら利用できます。