Googleしごと検索(Google for jobs)の掲載、どうやるの?5分でわかりやすく説明

まず、Googleしごと検索(Google for jobs)の掲載について説明する前にGoogleしごと検索(Google for jobs)を簡単に説明すると、広告(リスティング)と検索結果の間に表示される求人検索に特化したGoogleの新しいサービスです。日本では2018年12月ぐらいから少しずつ一部のユーザーからスタートして今は完全に表示されています。

Googleしごと検索(Google for jobs)の掲載方法

Googleしごと検索(Google for jobs)の掲載について簡単に説明します。仕事・求人に特化したGoogleの検索です。求人に特化していますので地域や投稿日、雇用形態などで絞込みができる便利なものです。ではどのように掲載をするのか説明します。

大きく分けて2通りです

大きく分けて、今持っているホームページにスクリプトを追加するか、Googleしごと検索に対応しているサービスを利用するかの2通りになると思います。

現在のホームページを利用するのであれば、求人詳細情報のページ内に「JSON-LDフォーマット」で求人情報を書きホームページに挿入することにより、Googleしごと検索に表示される準備がされたことになります。

具体的な方法

①求人情報のデータを構造化データに変換する

構造化データを作るのであれば無料の「構造化データ作成ツール」を使うと簡単にできます。求人情報をテキストで用意しツールのテキストボックスに張り付けるだけで作成できますのでとても便利です。

無料構造化データ作成ツール

②構造化データを張り付ける

上記でできた構造化データを求人情報ページに張り付けます。構造化データはスクリプトになっていますのでホームページ上では表示されませんが、Googleのクローラーに対してこの情報は「仕事の求人情報」ですよと宣言しますので、Googleしごと検索に表示されるようになります。また最近、WordPressでコーポレートサイトを作る企業が増えているので、採用情報を「固定ページ」「投稿」でつくっている場合はそちらに張り付けることでうまくいきます。

構造化データのマークアップの説明

JSON-LDフォーマットの宣言を行い、求人情報のデータを構造化データにしてページソースに表示させます。表示の仕方は制作したサイトにより構造が違いますが、一般的にはデータベースの中に求人情報を持っているので、そこからデータを引っ張り出し、JSON-LDの形で表示させるということです。

JSON-LDの形で説明

//の後は説明であり、スクリプトではありません、属性や必須の補足です

<script type=”application/ld+json”> {   //必須 JSON-LDフォーマットの宣言でいわゆるスタートです
“@context” : “http://schema.org/”, //必須 このままでOK
“@type” : “JobPosting”, //必須 このままでOK
“title” : “職種”, //職種のみ装飾は将来スパムになる可能性があるが現在は大手も装飾をおこなっている。例 看護師(正社員)
“description” : “<p>Widget assembly role for pressing wheel assemblies.</p><p><strong>Educational Requirements:</strong> Completed level 2 ISTA Machinist Apprenticeship.</p><p><strong>Required Experience:</strong> At least 3 years in a machinist role.</p>”, //求人の詳細 HTML可 ここに求人の詳細をいれていく
“datePosted”: “yyyy-mm-dd”, //作成日
“validThrough”: “yyyy-mm-ddThh:mm”//有効期限がない場合は不要
“hiringOrganization”: {
“@type”: “Organization”, //固定値
“name”: “求人会社名”,//募集されている会社名
“sameAs”: “求人会社のURL”, //いれても入れなくてもOK
“logo”: “求人会社のロゴURL” //いれても入れなくてもOK
}”,
“jobLocation”: {
“@type”: “Place”,
“address”: {
“@type”: “PostalAddress”,
“streetAddress”: “555 Clancy St”, //番地部分
“addressLocality”: “Detroit”, //市区町村
“addressRegion”: “MI”, //都道府県
“postalCode”: “48201”, //郵便番号
“addressCountry”: “JP” //JP固定
}
},
//必須の終了です

//任意 スタート 任意ですが給与関係だから入れておいたほうが良いかも

“baseSalary”: { //基本給 大手のサイトでも空欄がおおい
“@type”: “MonetaryAmount”,
“currency”: “JPY”, //固定
“value”: {
“@type”: “QuantitativeValue”,
“value”: 40.00, //固定の場合 value か minValue・maxValueを消す
“minValue”: 40.00, //最小
“maxValue”: 50.00, //最大
“unitText”: “HOUR” //”HOUR”,”DAY”,”WEEK”,”MONTH”,”YEAR”のいずれか
}
},
“employmentType”: “CONTRACTOR” //”FULL_TIME”,”PART_TIME”,”CONTRACTOR”,”TEMPORARY”,”INTERN”,”VOLUNTEER”,”PER_DIEM” のどれか複数の場合は[“FULL_TIME”, “PART_TIME”]
“OTHER”
“identifier”: {
“@type”: “PropertyValue”,
“name”: “求人会社名”,//求人会社名を表示
“value”: “1234567” //法人番号・仕事番号 これは少し不明です
}
//任意 スクリプトが終了
}
</script> //必須スクリプト終了を宣言

まとめ

要するに求人情報をGoogleの指定の形にしてソースの中にいれるということです。そうすると表示される準備ができますが表示させるにあたりガイドラインがありますのでガイドラインに違反していると表示されません。今、大手の表示されているソースを確認するとタイトルに職種をいれているのですが装飾もされています。

ナレッジルーム採用WEBマーケコンサルタント 石井

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