タナベコンサルティンググループ、株式会社Surpassを子会社化し資本業務提携 - 女性活躍とDE&I組織開発領域を強化

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ニュース記事

株式会社タナベコンサルティンググループ（TCG）は、株式会社Surpass（東京都品川区、代表取締役社長：石原亮子）の過半数株式を取得し、子会社化することを決定しました。TCGはこれにより、女性活躍推進やDE&I（ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン）に関わる組織開発コンサルティング領域を強化し、サステナブルな社会の実現に向けた経営支援をさらに推進していきます。

資本業務提携の背景

今回の提携は、女性のキャリアデザインや人材育成に重点を置くSurpassのノウハウを活用し、TCGのHRコンサルティングサービスを強化するものです。Surpassは、女性リーダーの育成やDX支援を手掛ける企業として知られており、特に「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2019」や「WOMAN’S VALUE AWARD 2019」などを受賞するなど、多様な人材が活躍できる社会の実現に向けた取り組みが評価されています。

提携による効果

TCGはSurpassとの連携により、顧客企業の持続可能な組織戦略を強力に支援します。また、DE&Iを実現する組織デザインやセールス・マーケティングの実装支援において、より高度なサービスを提供することを目指します。TCGは今後も、人的資本経営の重要性が増す中で、柔軟かつクリエイティブな組織開発を推進し、企業価値の向上に寄与していきます。

今回の資本業務提携は、近年増加している「女性の人材育成や資格取得支援による就業機会創出」を支援する企業の流れに沿ったものです。多くの企業が、女性の活躍を促進するための人材育成に注力しており、これが企業の持続的成長にとって重要な要素となっています。特に女性のリーダーシップや専門性を高めることは、組織全体の多様性を向上させ、競争力を強化する手段となります。
また、少子高齢化が進む日本では、多様な人材の確保と活躍が、今後の経済発展にとって不可欠な要素です。Surpassの女性活躍推進に関する知見と、TCGの幅広いコンサルティング能力が融合することで、企業がDE&Iを強化し、サステナビリティ経営を推進するための基盤がさらに強化されると期待されます。この提携により、日本企業の競争力向上だけでなく、グローバルな視点での社会貢献が実現される可能性があります。