株式会社カタグルマ、1.7億円の資金調達を実施 – 保育・教育・療育業界にHRテックで革新

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株式会社カタグルマ(本社:東京都千代田区、代表取締役:大嶽 広展)は、保育・教育・療育業界向けHRテック事業の拡大を目指し、プレシリーズAラウンドで1億7,200万円の資金調達を実施しました。今回の調達は、Archetype Ventures、ユナイテッド株式会社、モバイル・インターネットキャピタル株式会社、Gazelle Capital株式会社からのエクイティ・ファイナンスおよびデッド・ファイナンスによるもので、累計資金調達額は2億1,800万円に達しました。

カタグルマは、保育・教育・療育業界が直面する人材不足や労働環境の改善を目指し、「子どもの育ちを支える仕事を子どもの憧れから社会の誇りへ。」をビジョンに掲げています。同社は2021年の設立以来、HRテックを通じて業界の課題解決に取り組んでおり、今回の資金調達により、エンジニア体制の強化やマーケティング・セールスの拡充、新規プロダクトの開発を推進する予定です。

資金調達の詳細

今回の資金調達は、以下の既存および新規投資家からの出資と融資によって実施されました。

既存投資家:

  • Gazelle Capital

新規投資家:

  • Archetype Ventures
  • ユナイテッド株式会社
  • モバイル・インターネットキャピタル株式会社

この資金調達により、カタグルマは以下の施策を進める予定です。

  • 新規プロダクトの開発および既存プロダクトの機能強化
  • マーケティングおよびセールス体制の強化
  • カスタマーサクセス体制の強化によるユーザーフォローの充実とロイヤリティの向上

投資家のコメント

Archetype Venturesの福井俊平氏は、「保育は日本の未来です。」と述べ、保育業界の重要性とその課題解決の難しさに触れ、カタグルマがその解決に向けた重要な役割を果たすことを期待しています。

ユナイテッド株式会社の八重樫郁哉氏は、カタグルマの代表である大嶽氏の経験とビジョンに共感し、保育業界の人材不足と離職率の高さに対する同社の取り組みを評価しています。

モバイル・インターネットキャピタル株式会社の稲垣泰仁氏は、カタグルマのソリューションが児童福祉業界の課題解決に寄与すると確信し、同社の成長に期待を寄せています。

Gazelle Capitalの石橋孝太郎氏は、カタグルマの継続的な課題解決への取り組みを高く評価し、今回の追加出資を通じて同社の成長を支援することを喜んでいます。

今後の展望

カタグルマは、現在展開中の「KatagrMa人財育成」および「KatagrMa人事評価」のユーザー数拡大に注力し、保育園、認定こども園、幼稚園、学童保育、放課後等デイサービス、児童発達支援事業所などの既存顧客に加え、児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設、障がい者グループホーム、就労継続支援事業所、小学校、中学校、高校などの新たなマーケットに進出する予定です。

同社は、HR領域のバリューチェーン全体にわたる課題解決を目指し、総合HRプラットフォームの構築を目指しています。これにより、保育・教育・療育業界のサービスの質向上と子どもたちの環境改善に貢献し、働く人々の環境イノベーションと成長支援を通じて、業界全体の発展を目指します。

まとめ

HRテック業界は、まだまだ大きな成長の余地があると感じます。特に保育・教育・療育業界では、質の高い人材の確保と労働環境の改善が喫緊の課題です。株式会社カタグルマのような企業が革新的なソリューションを提供することで、業界全体の発展が期待されます。HRテックの未来には無限の可能性が広がっており、引き続き注目していきたい分野です。

株式会社メドレー/同社プレスリリースより転載   8月2日発表

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000079446.html
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